あんバターサンド

名古屋でのランチミーティング前。

別件で打ち合わせをお願いしていた人物から、これどうぞとおみやげをいただきました。

何ですかこれ、と聞くと

あんバターサンドです、と。

なるほど、それでとろけたバターではなくて、固形のバターが乗っかっているのが本場のあんバターサンド、という話が伏線になっていたのか、と思わず膝を打ちました。

ランチミーティングを終え、ベストパフォーマーズのワンデーセミナーに向かうため、近鉄特急に乗り込む。

通路を挟んだ向こう側の席に座る夫婦がパンを食べており、そのにおいにつられるようにあんバターサンドの袋を取り出しました。

ちょっと紙の包みを開けると

ふわっと甘い香りが鼻をくすぐった瞬間、思わず包みを閉じます。

もはや反射行為でしたが、最近見た記事に新幹線で蓬莱の豚まんが食べられなくなる日が近い、と書いてあったからかもしれません。

においに敏感になっておりました。

それで、その後にキョロキョロ周りを窺うと、どうもこの香りはオーケーっぽい。あまーい香りでしたからね、ボウズでデカイ僕が震源地だとは誰も思わなかったのかもしれません。

それで、近鉄名古屋駅を発車して早々に、あんバターサンドを取り出していただきました。

あんまーいですね、スイートです。

しかしバターのこってり感が甘いママ突っ走らせるのではなく、地に足をつけさせてくれています。

セブンイレブンで購入した東海限定あんバターサンドとは別物でした。

同じあんバターサンドという名称でも、どのあんバターサンドを食べているかによって、人は異なる印象を持ちます。

近鉄特急で食べたあんバターサンドにより、僕の中であんバターサンドは美味くて後を引くもの、と上書きされました。

しかし、恐縮ながらセブンイレブンのあんバターサンドしか食べたことがなかったら、僕の中ではあんバターサンド=あんがパンに載っているだけの食べ物でした。

名詞の持つ力は、それを見た人に記憶からイメージを思い出させることにあると僕は考えています。

ペルソナがその言葉に抱いている記憶はどんな記憶なのか?

あんバターサンドならば、近鉄特急で食べたモノなのかセブンイレブンで買ったモノなのか?

ここまで踏み込んでおきたいですよね、セールスコピーを書くならば。

見込み客の脳で繰り広げられている会話に飛び込め、顧客と一緒にベッドに飛び込めとはよく言ったものです。

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