バーガーキングのフォーカス戦略。

バーガーキングのフォーカス戦略を思い出したので、記しておきます。

現在、シーロムコンプレックスというところのスターバックスにいます。

長男が通う小学校の親御さんつながりで、ダイエットの何かを紹介したいのだとお願いされて、今待っているところです。プラットフォームセリングですかね、やっぱり。

最寄り駅はサラデーンかシーロムということで、タニヤやパッポンがある賑やかなエリアです。屋台的なタイの麺料理や鶏飯、カオマンガイが美味しいお店もありますし、バーガーキングやケンタッキー、DEAN & DELUCAなどもあります。

先ほど妻と歩いていたら、バーガーキングが目に入りまして、そういえばと思いだしたことをひとつ。

昔聞いた話であり、また二次情報三次情報をであることを断りつつ、参考になれば。

日本でもバーガーキングが再上陸し(確か18年前は、東京の大崎でひとつ見たことがあった程度でした)、ずいぶんと月日が経ったように思います。

かつては日本でバーガーキングを食べることはできず、しかし何かでワッパーの話を聞き、ニューヨークに行ってワッパーを初めて食べた時はエラい感動したものです。

おお、こんなにデカイのか、と。

当時の僕は23歳か24歳だったのですが、一緒に行った友だちが朝からダブルワッパーチーズとワッパーか何かを食べていて、え、2つも食べたら朝から3000kcalだよ?なんてことを話しつつ、しかしここはニューヨークなんだから、こうでなくっちゃ、と盛り上がった記憶があります。

あ、ワシントンだったかも。アメリカ=デカイ、という先入観がありまして、それを確認しに行きたかったんですよね、きっと。

映画の『ユー・ガッタ・メール』だったかな、トム・ハンクスとメグ・ライアンが出ている映画で登場したスターバックスのテイクアウトに憧れて、やっぱり当時はまだ日本になかったスターバックスを初めて経験したのもニューヨークでした。ラテの意味がわからず、わかる単語といったらエスプレッソだけだったので、注文したらエラい量が少ない。

なるほど、エスプレッソとはこういうものかと友だちとうなずき合いまして、そうはいっても映画の世界を堪能したく、ミルクをたっぷり入れて外であの紙コップを楽しみました。

そんなわけで、バンコクに28歳の時にやってきて、街のいたるところにバーガーキングを見かけた時は、喜び勇んで食べたものでした。当時のドンムアン空港で最後の食事と言ったら、バーガーキング。

それで、ここからが本題です。

バンコクでだったか東京でだったか覚えていないのですが、知人からこんな話を聞きました。

「バーガーキングのお客さんて、2割の太っちょで成り立っているらしいよ」と。

バーガーキングが経営難に陥り、新たな経営陣に変わったそうなんですね(アメリカの話だったかと)。それで、顧客データを調べてみたら、2割の太っちょ、ハイカロリーな方々ですね、で8割の売上を占めていたと。

そもそもどうやって2割の人が肥満であることを調べたのかはわかりませんが、妙に納得したのは、どうも新しい経営者はベジタリアンだったそうなんですね。

だから冷静に顧客データを分析しそうで、、、肉食にはそれほど興味が無いだろうから、ということで(私見です)。

当時は笑い話だったのですが、これは顧客をフォーカスする好例だった、と今気づきまして。20:80の法則、近似値ではユダヤ商人の法則も藤田田さんの本によるとそうですが、コレをペリー・マーシャルとリチャード・コッチの本を読んだ時は、バーガーキングの話を思い出せませんでした。

いつ学んだことが身につくか、わからないものです。

ちょうど、『フォーカス』という本を読んでいることから、バーガーキングの件を思い出したのかもしれません。

僕がそうだったんですけど、事業を営んでいると本人が気づかずして手を広げてしまっていることってよくあります。

え、今やっていることを伸ばせばいいのに他の分野に手を出してしまう、とかですね。他のペルソナに手を出してしまうとか、他のメニューをつくってしまうとか、、、ええ、僕がそうだったんですけど。。。

『フォーカス』のアル・ライズいわく、といってもコレは1997年か2005年の話だと思いますが、多角化していい話はほとんどないと。ライン拡大して失敗する例は枚挙にいとまがないが、フォーカスした結果うまく行く例はありますよと。

企業でいうと例えばゼロックス。ペプシコがなぜコカ・コーラに比べてうまくいっていないのか。

いまのところ本にはでてきていませんが、スティーブ・ジョブズが復帰後にアップルでやったことがそうですね。フォーカス。

難しいのは、ライン拡大すると短期的には売上増になることで、フォーカスの結果が現れるのは長期的なものになってしまうと。

こう考えると、M&Aが流行っていた時期もあったと記憶しているのですが(今はわかりません)、M&Aの効果が短期的には上がっても、長期的にはよろしくないと気づき、企業はフォーカスへとかじを切り、いわゆるリストラなどを行ったのかな、とふと思いました。

いずれにせよ、資本が大きないわゆる大企業でさえフォーカスすべきなのだとしたら、中小企業はおろか僕ならなおさら、フォーカスなんですよね。

そんな事をバーガーキングを見て思い出しました。食べはしませんでしたが。

ビート・ザ・コントロールのメルマガはこちらからどうぞ




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください