その人、ホントにそんな言葉遣いをするんだっけ?

コピーライティング
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お楽しみ様です。小野貴正です。

スカイプでセールスレターのレビューをしていた時にコレは大事だと思ったので、ブログでも共有します。セールスレターに使う言葉の話です。

今、30代以上の起業家、収入ベースでは1,500万円とか2,000万円以上を獲得してるような方々に向けたライティングを行っています。そのランディングページをコーチングオーナーさんに書いてもらい、ちょっと確認をということで、スカイプでレビューをすることになりました。

ピアノのコピーをウマく使っていて、なかなか面白いな、というのが最初の感想。僕の感覚だとある程度の収入を得ている人で起業家なら、わりと「自信家」な人が多いのかなと考えていたのですが、このオーナーさんは僕の考えの逆を行っていて、「自信なさげな人」がアバターとして設定されていました。

ですから見た時はギャップを感じたものの、ココで僕は自分の主観を排除し、そういう人にあるかのようにして眺め直してみました。そしたら、結構刺さる。いいじゃん、コレ、って感じです。

それで本題。

アイデアとか論理展開はピアノのコピーをウマく使っていることがわかり、コレは大丈夫だな、と思いつつも、読み進めるに連れてところどころ違和感があったのも事実。

当初は言葉にならなかったのですが、オーナーさんとスカイプで話をしているウチにその違和感が姿を現しました。つまり言葉になった、ということですね。ちょっと一例を紹介すると、たとえば、

「お前、どこでそんな洋服を買ったんだよ!」
「外見に無頓着だったお前が!」

・・・ってセリフが文中にあるとします。コレは、服装がイケていなかった主人公の変貌ぶりを見て、仲間たちが口々に思いを話すシーンです。

ちなみにこの台詞の前までは主人公抜きで居酒屋談義が行われており、「あいつ、イケてないよな〜」というセリフを誰かが発した後で主人公がお店に入ってくる、そんな感じです。

そこで思ったんですね。今まさに僕らが居酒屋にいて、そのイケていない友人が入ってきた時、真っ先に

「お前、どこでそんな洋服を買ったんだよ!」
「外見に無頓着だったお前が!」

・・・ってセリフを言うのかな、と。話の流れのなかでこんなセリフを言うことはあります。しかし、「真っ先に」こんなセリフを言うかな、と思ったんです。たぶん、

「・・・」
「え〜!マジで!?」
「・・・なんか雰囲気違くない?」

・・・こんな風に「真っ先に」言うのかな、と思ったので、それをオーナーさんに伝えました。

セールスレターの読み手は、コピーのパーツを読むわけではありません。文章を頭から眺めるだけです。ですから、何かしら違和感を感じたら、僕のように「それはなぜか?」と考えない。考えたら離脱します。

ですから考えさせずに「スッと」眺められる文章がある意味正解です(もちろん、そうでない場合もあります。バックエンドコピーとか・・・いろいろ、状況によりけりです)。

後は言葉遣い。

「外見」よりも「格好」とか「見た目」のほうが、話し言葉としては使うと思ったので、コレも気になったわけです。

ロバート・コリアーは「見込み客の脳で行われている会話に忍び込め」と言っていますが、コレはホントに大事です。

「脳で行われている会話の流れ」をセールスレターにすると、経験上、レジを鳴らせるコピーになると思いますよ。

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