慣習を知って受け入れるのか、自分の習慣を貫くのか?

バンコクでもプーケットでもチェンマイでも、タイに来るとよく驚かれることのひとつに、ファーストフード店では食べたままにしておく、というのがあります。

食べたまま、と言うと誤解ありそうですね。食べ終わったあとのトレーなどをそのままテーブルにおいておく。もちろん、食べ残しがあったとしても、そのままテーブルにおいておく。

確かこれ、もう12年前とかになりますが妻だったかな、いや妻だけじゃなくタイの女性から教わったことでして、当時の僕はとても驚いたことを覚えています。

スターバックスにしてもバーガーキングにしてもマクドナルドにしても、日本でも最近よく見かけるフードコートにしても。

日本だと食べ終わったり食べ残したりしたら、セルフサービスで片付けることが慣習です(ですよね?)。しかしタイの場合は、セルフサービスで片付けないことが慣習です(少なくとも僕の周囲では)。

例えば今、スターバックスにいるんですけれども、スターバックスでさえ冒頭の写真のように置きっぱなしです。ゴミ箱は日本と同じようにあるけれど、置きっぱなし。ちなみにこのお隣さんは欧米の女性でした。

ただし、日本のように「トレー置き場」とか「マグカップ置き場」は見当たりません。少なくともこの店舗には。

ちょうど店員さんがやって来たのですが、こういう感じでカップを片付けつつ、テーブルを拭いてキレイにしています。

妻に言われたのですが、「だって自分で片付けちゃったら、どこが使われていたテーブルで、どこを拭けばいいかわからないでしょ?」。これにはなるほどと頷いた次第。

人員削減とか考えるならば、いかにセルフサービスをしてもらうかが大切。しかし、人員削減を考えなければスタッフは余っているわけですから、スタッフに働いてもらえばいい。僕たちお客側はラクだしサバイサバイで気分いい。最高でしょ?ついでに、一定間隔でテーブルがキレイになる。店内の清掃を兼ねるなら、これもありなのかもしれない。

確かに、そんなに散らかった感はなく、キレイな店舗です。

ちなみに混雑時はどうするのかというと、空いている席の片付けがまだなら、店員さんを呼んできて片付けてもらう。徹底していますね。

僕が知る限り、これがタイの慣習のひとつなんですけれど、これを受け入れるのか、はたまた自分の習慣を貫くのかは興味深いところです。

僕の場合、割と自分の習慣を貫きがちでそれを指摘されることもあるのですが、こうして客観的に眺めてみると、その土地の慣習を受け入れてみることもまた大切なんじゃないかという気付きがあります。

自分の習慣的な行動・・・人によってはこれを常識と呼ぶかもしれませんが、それをポイと捨ててみることもまた、世界を多角的に眺めるには必要だと僕は考えています。

自分の習慣はどんなものだろう。これを体感するのは、他者の習慣、また他の土地の慣習を受け入れたときなんだと思います。

他があってこそ、自分という存在が違うことに気づく。客観的に、眺めておきたいものですね。

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