香り。

「こちら、よく使うんですか?」と税理士さんに聞かれたので、「いえ、よく使うわけではないですが、コーチングをお願いするときや静かに打ち合わせをしたいときなどは、使わせてもらっています」と回答。

新宿で仕事をする時、純粋にライティングをするときは電源を使いやすいカフェを選びますが、打ち合わせではホテルのラウンジを利用するようにしています。

その理由は、人々のざわめきの度合いが心地よい範囲に収まり、騒々しいということはそうないからです。すべてのラウンジが、そうであるというわけではないですけど。。。

僕は難聴でありまして、打ち合わせの際には補聴器をつけます。この補聴器はお守りがわりのようなもので、周囲の音を大きくしてくれるので、普段よりは聞こえているような気分になる。

しかし、周囲の音というのは目の前の人以外の声も入るわけで、騒々しさが増す感じになります。だから、補聴器をつけての打ち合わせは、場所次第でエラいぐったりします。たぶん、ストレスが増すんでしょうね。

いい仕事をするためにはいい気分でいることもまた必要だと感じておりまして、そのためには自分がどんな環境であればご機嫌であるのかを知っておく必要があります。

それで、仕事のとき、中でも打ち合わせのときはホテルのラウンジを選ぶようになりました。

税理士さんと話していてふと気づいたのは、少し前まではここから5分程度の距離にあるラウンジを利用していたのに、最近はコチラのほうが増えているなぁ、ということ。

日時を考えないと、生演奏がはじまってしまうこのラウンジは、そう使い勝手がいいとは言えないのですが、それでもここを選ぶのはなんでだろう、と考えてみました。

何回か利用させてもらっているので知っているという安心感もありますし、WIFI環境が良いこともあるかもしれません。

しかし今、税理士さんと別れてロビーでこれを書いている時に気づくのは、香りかもしれないな、というものです。

僕は一般的な香水とか香りのするものは苦手でして、妻にはお願いだから香水つけないでとか、車の芳香剤とかやめてとか、心のなかで思っています。香水の香りで頭痛がしてくるからです。

つい先日口に出して妻に伝えたところ、なんであなたは健康じゃないのかしら、なんて言われたので、いや、たぶん香水の香りが苦手なのと健康かどうかは関係ないと思うんだけれど、と思いつつ、失笑していました。

ところが、このホテル特有の香りというのは、僕にとっては盛り上がる香りでして、落ち着きももたらしてくれます。

事実、これから車に乗って羽田空港に向かおうとしていたのに、香りがあまりにも素晴らしくてロビーで椅子を見つけて、コレを書きはじめてしまったのですから。

そういえば、島田さんの依頼でプランナーというかディレクターというか、雰囲気ある人にお会いしたとき、いただいたハンドクリームがありました。

そのハンドクリームはどうやらオーガニックなものらしく、香水のように耳裏につけると気分が落ち着いていいですよ、のようなことを言ってもらったような。

早速教わってつけてみると、ほわっと香りが立ちまして、確かにいい気分。

このホテルの香りもハンドクリームの香りも僕に教えてくれるのは、すべての香りが頭痛をもたらすわけではないんだよ、ということです。

香り=頭痛という、木を見て森を見ず的な解釈をしがちな僕ではありましたが、それは見るべきことをきちんと見ていない。

そんなことを教えてくれるようにも思います。

仕事もそうですね。目の前の人、目の前にいなくともクライアントやエンドユーザー一人ひとりを見ること。

大切な学びだなとご機嫌感が上昇しつつ、羽田空港に行ってきます。

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