起業家の弱点?

セールス・スタートアップ・ライティングの募集を開始してから、起業家からの依頼を受けるようになりました。

この場合起業家とは、サーブコープ社の言葉を借りまして

「自分自身で新しい事業を興した人」を指します。もともとある企業・事業を継いだ人は含まれません。いつの時代も起業家はいますが、1970年前後の「第一次ベンチャーブーム」あたりから、より注目される言葉となったといえます。

とします。いわゆるスタートアップする人ですね。事業を始めた人。ゼロをイチにする人。

起業家となると、ビジネスアイデアがあって動きが早くて、というようなイメージを僕は持っていますが、もしかしたらコレが弱点かな、と感じたものがありました。それは

自分自身の強み、自分自身の世界観に気づいていないこと、です。

フロントとなるサービスや商品を販売開始する時、そのアイデアが当たって売れるというのはもちろんそうなのですが、競合が必ず存在している現在においては、何らかの比較検討なしに消費者から選ばれることはまずありません。

ですから商品やサービスそのもの、またその商品やサービスをセールスする過程のなかで、消費者は生産者である起業家っぽさを感じ、自分に合いそうかどうかを選択していくと僕は考えています。

コカコーラが好きか、ペプシが好きか、のようのものですかね。純粋に味わいの違いで選ぶ人もいるでしょうが、コカコーラの世界観、ペプシの世界観で選ぶ人もいるでしょう。

起業家の世界観を広告やセールスレターから感じ取り、消費者は選んでいる。そんなふうに考えています。

自分の強み、世界観を知っていたから、売れるマンガを書くことができた、という例をこのあとがきから感じることができました。読んでみてください。

中学でも高校でも、スケベな私は・・・違う違う、
漫画家になりたかった私は男の子をよく観察してた。

男の子の肉体、思春期を経て骨ばって広くなる肩とか、シャープなあごのラインとか。

無駄な脂肪のかけらもない脚とか、
とりわけ二の腕からひじにかけてのライン(ここ大好き!キャ)、
さらに手首から大きな手のひらは「萌」だった。

小学校の時は男子も女子も一緒のひよこの集団だったのが、
さながら鑑定士が「オス」「メス」と事務的に振り分けるように違うケージに入れられて
その後別の生き物になっていくみたいな。

男の子の身体、女の子の身体。

本当に違っていくさまを私は横から眺めて鑑賞したものだ。

ああ、男の子の身体は女の子とこんなに違っていくのか・・・

こんなに「美しい」ものか・・・。

10代の多感な時期には衝撃的だった。

漫画家になりたいなあ、というのは男の子を描きたいなあ、ってことだった・・・
というのは今思えば、だけどね。

私にとって男の子は新鮮で魅力的なモチーフだった。

かと言って、男の子になりたかったわけじゃないけど。

あくまで女子の目から見た「男の子」。
男性作家は気づかない男の子の魅力を私は知っている。
それを描けたら、きっと私はプロの漫画家になれるかもしれない、と
「違う」っていう事が武器になればいいな、と思っていた・・・。

・・・というかね、男性にはなれないし男性作家のまねをしてもとても敵わないしね。

そこくらいしか狙い目はなかったんだよね。笑。

2015年8月 塀内夏子

(『オフサイド』13巻 塀内夏子著/講談社刊/Kindle版のあとがきより)

自分の強みを知る大切さ、無いものは捨てることの大切さがあるなぁ、と。『ワンピース』や『スラムダンク』のようなヒットではないけれど、なかなか売れたマンガを書く漫画家だったんじゃないか、と思います。

自分の強みを知るということは、ペルソナ視点から見たときの、競合との違いを生み出せる、ということと同義だと考えています。

自分の強み、自分の世界観はなんですか??

起業家なら、知っておきたいですね。

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