好み(?)は遺伝しない、のか??

遺伝と書くとマーボーくんがスイスからコメントくれそうな気もしますが、専門的なところは置いておいてふと思ったことを。

先日のトルコで「日本食が食べたい」という話題になりました。台湾でもその話題がちょっと出て、やはり日本食がいい、という声も。

僕も日本人ですから、日本食を食べたくなるときはあります。しかし食べたくなるまでの期間がどうも長いようでして、例えばこの間タイに2週間ほどいたときには日本食を食べたのですが、ソレは妻と子どもたちがリクエストしたからで僕はどちらかと言うとカオソーイとかカオニャオマムアンとか、まあこれらをタイ料理といっていいかはわかりませんが、いわゆるパッガパオやソムタムやナムトックなどのタイ料理、イサーン料理のほうを食べたかったんですよね。

だから、妻や子どもたちのリクエストがなければ日本食を食べなかっただろうと思います。

飛行機でも日本食を選ぶことはありますが(JALの場合、便によっては日本食のみ出てくるので)、基本は洋食か中華を選ぶようにしています。

それで、コレも台湾でだったと思うのですが、味の好みは先天的なものなのか後天的なものなのか、そんな話になりました。

この時の話の結論は覚えていないのですが、先ほど父からこんな台詞が飛び出すのを聞きまして、コレは後天的なものなんじゃないかと思った次第。

そのセリフとは、

「う、クセがあるな、コレは」

と台湾で購入してきた鉄観音を一口飲んでの言葉です。

確かにコレは葉巻の煙を口にふくむような風味がありまして、クセがあるといえばあるわけですが、僕はコレを美味しいといい、父はコレをクセがあるという。

好みは慣れによって育まれるものなんじゃないかと感じつつも、和食を好む両親に育てられた僕が、よくもタイ料理や上海料理、台湾料理やトルコ料理、オーストリアに行けばオーストリア料理、ドイツに行けばドイツ料理、スイスに行けばスイス料理(でもその時食べたチーズフォンデュはワインがスゴくて・・・)、ベルギーに行けばベルギー料理を好むものだ・・・と先ほど父のセリフを聞いて、あらためて思ったんですよね。

しかし兄弟だって好みは異なるもので、同じように育てられているにも関わらず、長男も次男も好みは異なります。長男はお寿司を食べるけれど、次男は食べない。長男は牛肉も豚肉も食べるけれど、次男は基本鶏肉だけ。

先天的とか後天的とかよりも、好みはどうして育まれていくのか、というテーマでしょうか。

多分・・・好奇心とか、そういうものも関係しているのもしれません。実際、味そのものよりも僕は誰と食べるか、そしてシチュエーションで味を決めているところがありますので、視覚情報のほうが味の決め手になっている。

どんな女性が好みかも同じでして、しかしこれだけは、アジアとそうでない地域の壁を僕は超えられていない、という自覚があります。食べものとか服装とか文化風習は過去に訪問した国々ものを受け入れることはできるけれど、女性は・・・今後の課題です。

いわゆる男たちなら、どこの国に行っても分かり合える気がするんですけどね。長男次男の好みが、楽しみです。

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“好み(?)は遺伝しない、のか??” への4件の返信

  1. 毎度どうも。呼ばれまして失礼します。

    「好みの進化」

    実は学術的にもまだ研究途上で、議論も多いです。答えは(全てではないにしろ少なくとも何らかの)「好み」は遺伝する、です。

    有名と思われるのは「雌による選り好み」説です。ダーウィンが提唱したもので最初は批判されましたが最近は支持されています。以下に長谷川眞理子さんの動画が(一部)ありましたので貼り付けておきます。

    * http://10mtv.jp/pc/content/detail.php?movie_id=1339

    あと以前、小野くんにお話したかもしれませんが、縄文人由来の遺伝子を持っている人はお酒に強く、弥生人由来の人にはその遺伝子が欠損している、らしく、好き嫌い云々の前に生物学的にアルコールを効率よく分解できる遺伝子があるかどうか、ということも結局は「お酒が好きかどうか」にかかってくるわけで、味覚に関わる遺伝子が親から子へ引き継がれるかどうか、というのも十分あり得ます。

    ご参考までに。

    1. ありがとうございます!

      期待に応えてくださり、感謝です。

      縄文人と弥生人、なるほど!
      グレートジャーニーと絡んできそうで、
      面白いです。

      動画、拝見しますね!

  2. 追伸、
    このブログに適切かどうか判断しかねたのですが、「好み」に関するなかなかのイグノーベル賞級?(私見です)の論文がNature関連の雑誌に掲載されたのでご参考までにリンクをつけておきます。
    # もし他のブログ読者に対して気分を害される可能性があると判断したら小野くんの方で削除お願いします。

    Genetics: Looking for genetic links to male sexual orientation
    * https://www.natureasia.com/ja-jp/research/highlight/12294

    中立的な立場でコメントを書かせてもらいますと、これはあくまでゲノムの情報を使った統計処理で、(遺伝子とその性格との)因果関係をはっきりさせるものではなくて、相関関係(があるかもね、くらいです実際は)を探り出す方法を使っています。また、サンプル(調べられた方々)の選抜方法が曖昧(はっきりと書かれてません、ある意味仕方ないことかもしれませんが)で、サンプル数が少なく、地域的に偏っているのも、統計学的な信憑性に関連してきます。

    それでも、生物学的には生存(や種の存続)に関わる「好み」に関わる重要な性質であるのは確かなので、人間にかかわらず他の動物でもこういった「好み」の行動観察報告は多数あり(ボノボでは結構有名です)、学術的には興味深いところです。

    いつか何かのご参考までに。

    1. ありがとうございます。

      読者のみなさんも参考になると思いますので、
      このまま残しておきますね。

      またお話しましょう!

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