雲の上、雲の下。

ビート・ザ・コントロール
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最近は好んで窓際の席を選ぶようになりまして、深夜発の便も選ぶことはあるけれど、朝発の便も選ぶようになりました。

たぶんその理由は、日中に乗る飛行機の方が身体のパフォーマンスにいいことと、雲と青い空の写真が撮れるから。

バンコク発羽田着の飛行機は朝10:00頃にスワンナプーム空港を飛び立つと、しばらく上昇しつつ旋回しながら、ある方向の雲を目指します。

雲に入った瞬間、景色は流れる雲というよりは白とグレーの世界に変わりますが、楽しみなのはここからで、

経験上その楽しみがそこに迫っていることを感じている僕は、もう胸が高鳴って高鳴って。

ふと気を緩めるとうっかり寝てしまっていることもあるのだけれども、ある瞬間雲がパンッと視界から消えて青空が視界に広がり、先ほどまで中に入っていた雲は輪郭がくっきりにうまれかわり、

言うなれば天空の城ラピュタに登場するような世界が、目の前に出現しています。

ベンメリア遺跡に行ってきたこともあって、あの雲の中にベンメリア遺跡のような世界があるのか、と想像力がたくましくなりまして、じーっとその景色を眺めておりました。

今回の席はちょうど主翼の上で、乗った時は景色が見づらいかもな、と思ったのですが、

そこはやっぱり席により良さもあるということで、よく磨かれた主翼がエラくキラキラと輝いていたわけですが、まさかと思ってよく見ると、雲が主翼に映っている。

さながらアンコールワットを映す眼前の池のような感じにもう言葉はなくなるばかり。

利便性を考えると中央の通路側を好みますが、日中に飛ぶなら窓側かな、一度経験するとなおさら。

あまりに太陽が近く、日よけをおろしてしばらくは、レターの編集をしていましたが、おやつの時間に日よけを上げてみると

うっすらとした夕焼けの色にそびえるのは、富士山。

南国ロマン体験へと向かう飛行機で富士山が見えたと言っていましたが、まさかこのタイミングで僕も拝めるとは。

たぶん時間にして、1分程度しか富士山が見えるタイミングってなかったと思います。

あ、旋回している・・・と気づいた時には、もうそこに富士山はいなかったですから。

これまでの飛行機で一番の景色だったと思います。

雲を抜けた世界ももちろん、雲の下の景色もまたいい。

楽しみを見出すと、見える景色が変わるものですね。

次回の飛行機はバンコクに戻る、6月の上旬です。
雲上の景色を想像しながら過ごす日本もまた、楽しみです。

こういう機会を楽しむ場もまた、紹介できたら。

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