口コミ評価の高い料理店における電子レンジ調理はありか?

ここ毎晩、深夜になると雷と風ととともにスコールがやってきます。これを書いている深夜0時は落ち着いてきましたが、それでも時折空が光り、部屋の中にまでその光が差し込みます。

バンコクってこんな天候がここまで続いたかな、と記憶をたどりたくなるような日々ですが、そんな天候に影響されたかどうかはさておき、プラトゥーナムという市場エリア、ここは生地問屋が密集するエリアであり、日本の伊勢丹とかもある観光エリアでもあるのですが、銃撃戦が発生したのだとか。

昔はこのエリアにあるスーパーリッチという両替屋さんのなかでも緑のスーパーリッチによく行っていましたし、センターポイントというサービスアパートメント、今ではホテル名称に切り替わっていますが、よく使っていました。

知人がバンコクにやってくるとき、1回か2回はガイトーン・プラトゥーナムという、通称ピンクのカオマンガイ屋さん、中国の海南島やシンガポールのチキンライスですね、ここが美味しいと言うので連れて行ったエリアでもあります。

ちょうど銃撃戦の時間は、サイアムというところに妻と長男次男とで行っておりましたので、プラトゥーナムまでは僕の脚で徒歩15分程度の距離。途中、エラワンプームというパワースポットもありまして、僕の中ではこの一帯は、テロとか爆撃事件とかが発生したエリアだったな、という認識があります。

どこにいてもこういうことは起こりうるのだと僕は考えておりますが、いざというときには動かすことができるカラダと脳にしておかねばとつくづく思いました。

さて、これを書こうかどうか、1日考えたのですが、、、何人かの読者さんから「小野さんのような文章を書けるようになりたい」とメッセージをもらったこともありますので、それが果たして今回書こうとしているテーマに関係するのかどうかはわかりませんが、ケツの穴が小さいやつだな、と思われること覚悟で書いてみたいと思います。

題して、「口コミ評価の高い料理店における電子レンジ調理はありか?」、です。

バンコクにいると、たまに食べたくなるものがあります。それは、焼餃子という日本スタイルの餃子と、中華です。中華は中華でも、上海や台湾で食べることができるようなシンプルな中華です。タイ料理を中華にしたような、私見ではありますが、フカヒレやアワビなどの海鮮を使った中華とか人気店のソンブーンで食べられるような中華(?)ではありません。

上海料理、湖南料理、四川料理、台湾料理などなど、純粋な中華(と一括りにしてはよろしくないのかもしれませんが)が食べたいのです。海外に行くと和食が食べたくなる、お味噌汁だけでも食べたい、と耳にするのと、似ているのかもしれません。

しかし、日本のチェーン店が次々に進出しているバンコクの、大戸屋さんとかやよい軒さんとか、CoCo壱番屋さんとかで食べる料理が「和食のような別の何か」であるように、バンコクで食べる中華も「中華のような別の何か」であることは既定路線です。

バンコクの中華街であるヤワラーという場所に行って食べる中華も、僕にとっては「中華のような別の何か」であり中華料理ではありません。不思議なんですが、中国の料理人がつくっていても、別の料理なんです。

こう考えてみると、料理というのはその土地の気候風土や人々とセットなんだな、と感じたりします。和食は日本で食べるから和食なんであり、中華は中国や台湾で食べるから中華なんであり、イタリアンはイタリアで食べるからイタリアン。タイ料理もしかりです。

そういえば、日本で食べるタイ料理で美味いと感じたことは、なかったかな、、、料理としては美味しいけれど、タイ料理としては違う。あからさまに砂糖とか入れすぎでしょ、甘くしたり辛くすればいいってもんじゃないよ、と僕でも思うほど美味しくないタイ料理もどきのほうが多い。しかも、高すぎる。ソムタムやクイッティアオに1,000円はない。僕の感覚値では高くたって500円。それでもタイでは、100円とか200円で食べられるものなのですから。和食の場合、日本もタイも値段は変わらないと感じているので、できないことはないと思うけどね、、、

だから普段は家でタイ料理を食べているし、外食してもタイ料理のほうが多いです。たまに妻や長男が和食を食べたいというので、そういうときは和食を食べに行きますが、オレはタイでお寿司は食べたくないよ、といつも思っていますけどね、、、いや、ふつうに美味しいですけど。

残念なのは、妻も長男も次男も、僕の中華熱を知らないことです。だから一人で食事をするときは、いかに美味しい焼餃子や中華と出会うか、が秘められたテーマでもありました。

そんななかで焼餃子がうまいお店を見つけたときは、オアシスを見つけたような安堵感がありました。以前ブログでも紹介したこのお店は、蒲田の羽根付き餃子を思わせるような焼餃子を出してくれ、ふつうに美味しいです。調べると日本の駐在員が訪れるお店なのだとか。日本人の舌のお墨付きですね。

そしてもう一店、行ってみたいお店がありました。この店は台湾中華のお店で、小籠包がバンコクで一番美味しいと。鼎泰豊もバンコクに出店していますが、鼎泰豊よりもこっちだと。

焼餃子もあり、コレは一度食べに行ってみたいと思っていましたし、両替するときもコーヒーを飲みに行くときも通り掛かる道の路面店です。しかしなかなか入らなかった理由がありまして、小籠包で700円はないだろう、という僕のセンサーが反応してしまっていたからです。

小籠包だけではなく、麺類も軒並み高く、紅焼牛肉麺も確か600円から700円、炒飯も500円から800円程度します。焼餃子も500円程度といい値段なのですが、コレは僕のオアシスと同じような値段ですし、日本スタイルの餃子を出してくれるのだからと比較対象がないわけです。

上海に行けばよほど美味い小籠包がエラいリーズナブルに食べられるのに、わざわざバンコクで小籠包を食べていられるか、という気持ちが、その店で食事をしなかった理由かもしれません。あ、ちなみに小籠包を台湾料理という人がいますが、上海料理です。台湾が本店である鼎泰豊の小籠包は美味しいかもしれませんし、僕の鼎泰豊経験は何を隠そう上海の鼎泰豐なのですが、それは間違いのない、無難な美味しさなのであって、本当に美味い小籠包は上海だと僕は思っています。

前置きが長くなりましたが、意を決してその店に入り、小籠包を注文しました。小籠包だけだとどうかなぁ、と思いまして、上海スタイル(と僕が勝手に思っています)で麺も一緒に注文しようと思いましたが、うーん、、、麺よりはお米かなぁ、と炒飯を凝視。

しかし炒飯で最もシンプルなものは、ハムが入っており、ほかはXO醤などだったので、ちょっと違うなと却下。

そこで目についたのが、パーコー飯でした。しかも付け合せに野菜もついていて、コレは美味しそうだと注文。

料理を待っている間、背後から店内にやってくる人々を感じていたのですが、人気店だけあって15時というお昼でも夜でもない時間にもかかわらず、路面から見える店内の座席は満席。テーブルを見ると、小籠包とかパーコー麺を頼んでいる人が多いかなぁ、と感じまして、やっぱり美味しいんだろうな、と期待は高まります。

ところがこの時ふと、目に入ったものがありました。それは、お皿を大切そうに電子レンジに入れる店員さんの姿です。

まさかな、と思いながらも、注文の順番的にあれはオレが頼んだパーコー飯なんじゃないかとも思ったんですね。

いやいや、まさか電子レンジでチンして出てくることはないだろう。ここは料理屋さんだし、人気店だし。

と思っていたのですが、電子レンジがチンし終わると(音は聞こえません)、取り出してまっさきに僕のもとに持ってきました、パーコー飯。

「マジかよ、、、」

ええ、心のなかでつぶやきました。人生初の、料理店において目の前で電子レンジ調理されたパーコー飯を提供された瞬間です。

いやいや、弁当屋さんじゃないし、すかいらーくさんでもないんだから、、、バンコクのフードコートだって火を使って調理するし、屋台だって火を使っているのに、まさか中華料理のお店で火を使わすに電子レンジ調理とは。。。

エラいショックでした。でも出された以上食べねばならない。まあ普通に食べられますけれど、ビジュアルで電子レンジ見ていますからね、コンビニ弁当です。いや、コンビニ弁当が美味しくないというわけではなくて、中華料理のお店でコンビニ弁当を食べる状況が悔しくて。

その後に出てきた小籠包は、上海や台湾のそれよりもやや大ぶりで、皮をかじったあとに啜るスープの透明感もなかなかのものでしたが、繊細さでは上海や台湾の美味い店のほうに軍配が上がります。皮の薄さが、小籠包の命のひとつだと僕は思っています。それにエラい残念なんですけれど、溢れ出るスープの量が少ない。。。

でもですね、コレを書こうかどうか迷った理由というのは、実は電子レンジ調理もありなんじゃないか、と思ったからでもあるのです。

だって妻にしてみれば、電子レンジで調理したほうがラクでいいでしょ、なんて言いそうだから。

まあ確かに、、、そうかもしれないんだけれど。。。

こうモヤモヤするときは、思考と思考のハザマに入り、考えないに限ります。

しかし料理屋さんで電子レンジ調理はありなのだろうか?と思ったことは残しておこうかと。

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