「普通の文章を書きたい!」そんな方が家族と別居してでも読む本(村上春樹編)

一昨日の記事では写経用に『伝説のコピーライティング実践バイブル』を。
昨日の記事では僕が好きな作品として村上龍のものを紹介しました。

そして今日は、村上春樹、ですね。

村上春樹の場合、「この一冊を読みましょう」的な作品は決まっておりまして、それは何かというと・・・

*村上春樹のこの一冊:
『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』

これです。村上龍作品同様、村上春樹作品もそのほとんどを読んでいますが、

割と有名な『ノルウェイの森』や『海辺のカフカ』、『風の歌を聴け』『1973年のピンボール』『羊をめぐる冒険』、そして『ダンス・ダンス・ダンス』などよりも、僕は『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』です。

ドラゴンクエストとかファイナルファンタジーで「表と裏の世界」的な表現があったと思いますが、あんな世界観が好きならば、この本にはエライ惹きつけられると思います。

明と暗。光と影。太陽と月。ファンタジーとリアリティ。私と僕。

なんというか、本当に美味しいものを食べると「美味しい」という言葉よりも笑みがこぼれたり目を見開いたり、言葉が出なくなるものだと僕は体験しているのですが、

この『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』も言葉が出なかったんですよね。こんな世界観を設計することもそうですが、「私」と「僕」の世界をここまで描写できるのかと。

「私」の世界は躍動感があり、さながら、ああまさに、ハードボイルドな探偵小説的展開(だったと思います)。

「僕」の世界は静謐な空間のなかで何も見えない、うーん、たとえとしてはどうかと思いますが京都の五条楽園的雰囲気(だったと思います)。

両極を交互に語るような物語の構成は必見。そして両極を描写して、そういう印象に読むものを連れて行く表現手法も必見かなぁ、と。

四の五の語るより読んで欲しい。そんな作品が、『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』。

この作品以外に村上春樹を勧めるならば、『雨天炎天』と『辺境・近境』という紀行文2冊。

『雨天炎天』を読んだ方はたぶん、(僕のブログを読む方ならば)ギリシャやトルコへ出かけたくなるだろうし、『辺境・近境』を読むと讃岐うどんを食べに行きたくなるだろうし、フラっとメキシコあたりにローカルなバスの旅をしに行きたくなるかもしれません。

旅行というと気軽な感じがするけれど、旅とかバックパッカーとかそういう名詞を使った場合、どことなく難易度が上がるというか、気軽さがなくなる感を僕は覚えます。

しかし村上春樹の紀行文を読むと、旅もバックパッカーも気軽なものだよね、行きたいから行くんだよね、というほんわり感が漂ってきて、ああ、これこそ村上春樹の文体だよな、という感じが伺えるのです。これは村上龍には出せない味わいなんだよなぁ。

というわけで、

3回に渡り、おすすめの本を紹介してきましたがお役に立てば、幸いです。

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