驚きのサービスはオファーのようなもの。

バンコクにいます。

昨日は韓国の仁川国際空港からブログを更新し、そこでは難聴ですと告げたあとの大韓航空のサービスが、これまで経験したものとは異なるものだったと書きました。

難聴であると伝えた場合、これまでならば筆談とか、到着時刻が書かれた絵葉書を手渡されるとか、これはこれで安心です。しかし昨日経験したものは、飛行機が到着してからトランジット手続きを終えるまで、不自由のないように係員の方が案内してくれる、というものでした。

初めての経験ゆえ、印象に残っています。クロード・ホプキンスが書いた「シュリッツ・ビール」の事例を思い出しました。純度が高い製法はどこのビール会社もやっていましたが、それを広告で伝えることにより、純度が高いビールと言うポジションを獲得したマーケティング事例です。

「難聴であることを伝えてもっともいい意味での驚きがあった航空会社はどこですか?」

と聞かれたら、大韓航空と答えるでしょう。

しかも、仁川国際空港からバンコクのスワンナプーム空港に飛んだあとも、この体験は続きます。

スワンナプーム空港到着の場合、ビジネスクラス以上の座席ではなくても、例えば台湾の中華航空に搭乗する際、スカイチームの「エリートプラス」ステータスであれば、プライオリティレーンチケットをもらうことができます。

スワンナプーム空港の入国審査の混雑ぶりはなかなかのものでして、混む時間ですと1時間並んでもまだ入国審査できない、ということがあります(入国審査は2箇所あり、どちらかが空いていることもあるのですが、稀にタイへやってくる場合はご存じないことがほとんどだと思います)。しかしプライオリティレーンのチケットをもらうことができると、優先的に入国審査を受け付けてくれるわけです。

個人的に、航空会社のマイレージプログラムで上級会員になるメリットというのは、出国と入国時に優先レーンを使えるかどうか、が最も大きいと思っています。日本の連休時、渡航国の連休時には特に、です。

しかし、スカイチームのエリートプラスを保有しているとはいえ、例えば中国東方航空のエコノミーでスワンナプーム空港に到着した場合、プライオリティレーンチケットはもらえません。もしかしたら、中国東方航空の上級マイレージ会員であれば貰えるのかもしれませんが、デルタ航空のゴールドメダリオンだと貰えませんでした。

大韓航空の場合はどうかというと、このプライオリティレーンチケットが配布されました。難聴だから、かもしれませんし、もしかしたらゴールドメダリオン、ややこしいですね、スカイチームのエリートプラス会員だからかもしれません。難聴と伝えなかったらどうなるのか、検証が必要です。

うーん、マイレージの解説に時間を使いすぎた感がありますが、大韓航空はスワンナプーム空港でも係員を手配してくれまして、制服姿の女性が待っていて、僕を先導してくれました。

しかも驚いたのは、飛行機の到着場所。これまでにないほど、入国審査までの距離が短い。これは政治的なものなのか、ちょっと気になるところです(JALの場合、これまでは結構歩いた記憶があります。中国東方航空も同様です)。

プライオリティレーンがこの日はいつもより混んでいたのですが、空いている特別レーンに案内してくれ、エラい早さでタイ入国。この時、本当は同行した係員は、入国審査レーンを通ってはダメだったようなのですが、お願いしますといったら仕方ないねと通してくれるあたり、タイっぽいなぁ、と感じました。

今回はスーツケースを持ってきたため、それを取ってカギをチェックすると、「ではここで」と係員とお別れ。印象に残る経験をさせてもらいました。

直行便ならJALを使うことは変わらないと思いますが、経由便だと大韓航空が初登場第一位に鮮烈登場した感があります。

良いサービスは、オファーのようなものですね。特に繰り返し利用するものの場合は、他のサービスとどう違って見えるのか、は大切かと。

プロモーションに活かしたいですね、こういう経験を。

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