アタックス横山さんのたとえ。お金は旅のようなもの。

何をするにしても「なぜ」が大切。目的が大切ですと話す僕ではありますが、同時にただそれがあるとゆたかな気持ちになれるから、まずはなんでも手に入れてみるべきなんですよ、という事も同時に話していたりします。「今一番大切なことを一番大切にしましょう」とかですね。気持ちがおもむくままに自分を満たす、のような。

個人的にはどちらも大切と思っているのだけれども、矛盾をはらんでいるような感もありました。すると本日のメルマガでアタックスの横山さんが、面白い記事を書いていました。お金と旅を似たようなものとしているたとえがなかなかおもしろく、ぜひ読んでみてくださると。旅と旅行の定義、なるほどと感じました。会社員の方、経営者の方、起業家の方、オススメです。

(以下、2017年10月19日のメルマガから転載します)

小野様

おはようございます。
「メルマガ草創花伝」の横山信弘です。

本日のメインテーマは『「お金」の本質を見抜くテクニック』です。

いつものように、会話事例を用いながら解説していきます。

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○門下生:
「師範、聞きにくいことなんですが」

●師範:
「聞きにくいこと? なんだ?」

○門下生:
「お金のことについてです」

●師範:
「お金がどうした?」

○門下生:
「お金がもっとほしいのです。私は異常なのでしょうか?」

●師範:
「異常だ」

○門下生:
「えっ! やはり……」

●師範:
「もっとお金をほしいと思うのはごく自然なことだ。
それを私に聞こうとするのに『聞きにくい』と言ったことが異常だ」

○門下生:
「じゃあ、聞いていいんですね」

●師範:
「ドンドン質問しろ」

○門下生:
「ありがとうございます!
実は『お金の本』を書いているベストセラー作家のところへ行き、
コーチングを受けてきたんです」

●師範:
「それならいいじゃないか。私に聞かなくても」

○門下生:
「ところが『何のためにお金が必要なのか?』『ライフプランはあるのか』
『目的もなくお金をほしがる人は、心が貧しい証拠だ』と言われてしまって」

●師範:
「つまり君は『目的もなくお金がほしい』ということなんだな?」

○門下生:
「そうなんです。もっとお金があったら何がほしいかと言われても、あまり
具体的に出てこないんです。お金を使って何かを成し遂げたいわけでもない」

●師範:
「しかし、お金はほしい」

○門下生:
「はい。お金で手に入れたいものはないんですが、お金はほしいんです」

●師範:
「わかるわかる」

○門下生:
「え! わかる?」

●師範:
「わかるよ。旅のようなもんだ」

○門下生:
「旅?」

●師範:
「旅と旅行の違いはわかるか?」

○門下生:
「えっと……。なんとなくわかる気がします」

●師範:
「旅には計画がないが、旅行には計画がある」

○門下生:
「確かに! 旅行計画はあっても、旅計画なんてない」

●師範:
「それと同じだ」

○門下生:
「どういうことですか?」

●師範:
「旅行をするときは、きちんと目的地が決まっていて、そこでやることも
決まっていることが多い」

○門下生:
「確かに。この前、社員旅行で北海道へ行ったとき、札幌へ行って、
小樽へ行って、函館へ行って……。それぞれで買い物とか美術館めぐりとか
やることも決まってました」

●師範:
「それが典型的な旅行だ。それはそれで楽しい」

○門下生:
「はい」

●師範:
「北海道の千歳までどうやって行くのか? 札幌や函館へどうやって行くの
か? 移動する手段がある。旅行の場合、交通システムはあくまでも手段で
しかないことが多い」

○門下生:
「そうでしょうね」

●師範:
「しかし旅の場合はどうだ? どこへ行って何をやるかが決まってない。
だから行き当たりばったりで電車に乗ったり、バスに乗ったりする。
風景を見ながら自分のペースで長時間歩いたり、中古の自転車を買って
風を感じながら気ままに走ったりする」

○門下生:
「それが旅の醍醐味ですね」

●師範:
「計画性がまったくない。だから、移動そのものが目的だったりする」

○門下生:
「わかります! 学生時代、ぼーっと電車に5時間でも6時間でも乗って、
行けるところまで行ってみようと考えたことがありますから」

●師範:
「お金も、移動手段と同じだ」

○門下生:
「ああ!」

●師範:
「人生の計画がキッチリある人ならいい。しかし『ご縁』に任せて人生を
生きている人も多い」

○門下生:
「そういう人は、目的がなくお金があってもいい、ということですか」

●師範:
「そうだな。そもそもお金を使って何かを手に入れることによって幸せに
なることと、お金そのものを手に入れて豊かな気持ちになることと、
何が違うんだ? どちらも『感覚』的な脳の反応にすぎない」

○門下生:
「……」

●師範:
「企業経営をする場合、計画は絶対に必要だ。行き当たりばったりだと、
みんな不幸になる。しかし人生は人それぞれだ」

○門下生:
「そうですね……。すごく気持ちが晴れやかになってきました」

●師範:
「ちゃんとした目的がなければお金など稼ぐ必要がない、という発想だと、
みんなお金を欲しくなくなってしまう。それでは経済がまわっていかない。
意味もなくお金をほしくなる。それでいいんだ。それがまさに健全だ」

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……お金に困った家庭で育ったせいで、人一倍「お金」に執着心があります。

そんな自分をずっと蔑んで生きてきましたが、40歳を過ぎたぐらいから
吹っ切れてきました。

もっと仕事をがんばって年収を増やしたい。
使えるお金……「可処分所得」を増やしたいのではなく、単純にインカムを
増やしたい。

こういった気持ちが事業を発展させる原動力にもなるでしょうから、
大切にしたいと今は思っています。

生まれとか育ちとか、そういうものは人それぞれなのだから、自分の気持ちを大切にしたいものです。それが仮に人から妬まれるものであっても、ぎょっとされるものであっても、もちろん賞賛されるものであっても。

自分を肯定してあげる。そんな気持ちもまた、いいと思います。咲く花は何一つとして、同じものはないのだから。

P.S.
横山さんのメルマガはこちらから(メルマガ『草創花伝』)。二度セミナーに参加しお会いしていますが、やさしく、情熱あふれる人です。

P.P.S.
この記事も、オススメ。10月28日と31日のビーコンライブセミナーに通じる内容です。

P.P.P.S.
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