朝起きてみるとなんだか身体が重いので、こんな時ほどもっと眠ったほうがいいのかもしれないけれどもホテルにいると部屋を清掃してもらいたくもなるので、
先ほど外に出てきました。
心斎橋の街は相変わらず日本人よりも他の国籍の方々のほうが多いようで、以前は国籍を見分けることができなかった僕でもだいぶ分かるようになってきました(たぶん)。
部屋の清掃が終わった後はホテルに戻って仕事をしようと考えているので、近場のお店に移動。
インターネットで見つけておいた徒歩200メートル程度のお店に今入りました。
地下に位置するこのお店は思いのほか店内が広く、心斎橋地上の喧騒とはうって変わって人もまばら。とはいえ寂しげな雰囲気はなく、かかっている音楽と店員さんの雰囲気、そしてお子さんを連れて来店する方々の様子から、明るめで落ち着いた感じ。
地下ということは青空を見ることが一般的にはできませんから、個人的には閉塞感というか、村上龍の小説では『五分後の世界』とか『ヒュウガ・ウイルス』とかそんなイメージを持っています。
しかしここは地下であることを忘れさせるような感じでして、天井高さや片面の壁に並べられた本のライブラリーもいい感じ。
ハンバーガーを食べようとするもお腹が減っておらず、とりあえずコーヒーくださいと注文したあとは、Mac Book Airをバッグから取り出して、WiMAXの電源をオンに。
しかし地下のせいかWiMAXは入らず・・・電源をオフにしようとボタンを押した時、ちょうど頼んだコーヒーがやってきました。
コーヒーとミルク、シュガーをテーブルに置いたあとで店員さんはその場を離れようとしたところ、クルッと半回転して再び僕のところに戻ってきまして、
WIFIですか?
と聞いてくる。
そうなんですよ、と僕が伝えると、メニューを手に取り、この店名のWIFIを探してください、パスワードはなしです、と教えてくれて、その場を離れる。
いいですね、こういう先回りしたサービス。
先回りしたサービスと言えば、現在ビーコンのバックオフィス業務を手伝ってもらっている、秘密結社ワイルドサイドのミッキーさんと、プロジェクトの一部業務を手伝ってもらっている秘密結社ワイルドサイドのイッチーさん。
ファイル名のチェックやカウント、またMyASPの配信など、こちらが指示せずとも先回りして、細やかな仕事をしてくださっています。
一から十まで説明しないといけないならば、いや、それは当然するべきことなのかもしれないけれど、僕は業務の外注化をどんどん進めていくことを、今でも躊躇しているかもしれません。
理想は僕がやっているように仕事を進めてくれることではありますが、それは説明してもわからない、言外に含まれた知恵のようなものもある。
そのあたりを慮った上で、先回りして業務を行ってくれると、とてもうれしくなりますし、仕事をどんどんつくりだしても大丈夫だと軽やかな気分になります。
やっぱり、仕事を依頼するならば僕のことを知っている人がいい。理想は、共に上がっていける人。
1年は、互いに見定める期間が必要だとは思いますが。
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