スタッフのためにも売上を増やしたい、は本当なのか?

セールスレターやステップメール、プロモーションのライティングを担当する時、気をつけていることがありまして、それは、発注者の言うことを鵜呑みにしないこと。

発注者が経験豊富である噂とか、腕がいいプロモーターでありプロデューサーですよという噂とかが耳に入ったとしても、それは頭の片隅に置いておいて、まずは自分の受けた感覚を覚えておくようにしています。

なぜならば、言葉としてでてきた問題点が間違っていることもあるからです。

本当のところ、問題は何なのか?これに答えをだすことが、出発点だと僕は考えています。

たとえば、スタッフのためにも売上を増やしたい、という依頼を受けたとします。想像するに、働いているスタッフへの待遇をより良くするために、売上を増やして報酬や福利厚生で報いたいとか、考えているのかもしれません。

しかしこれまでの経験上、経営者がスタッフのためにも売上を増やしたい、という場合、大きく二つの方向性を考えるようになりました。

1つは、読んで字のごとく、スタッフのために売上を増やしたいと考えている場合。

もう1つは、自分の名誉や立ち位置向上のために、売上を増やしたいと考えている場合。

後者の自分の名誉や立ち位置向上のために、とはなかなか言えない。だから、スタッフのために、と言う。

結果的に売上を増やしたいのだから理由はどちらであってもいいのでは、と考えたこともあるのですが、実現する状況が異なるのであればやり方は変わってくるとも考えるようになりました。

片や、スタッフのために待遇を良くしたい、ということなのですから、報酬増加はもちろん、誕生日にプレゼントを贈る、風通しのいい報奨制度をつくるなどなどやり方は売上増加以外にもあります。

スタッフが働きやすくなるように、ということならば、自宅勤務制を導入するなどがいいかもしれません。

しかし、自分の名誉や立ち位置向上のためにであれば、売上を増やすことが外から見てわかりやすい。だからこの場合、スタッフにとって愛着のあるサービスでも売上につながらないのであれば撤退し、売れるものを絞り込んでそれだけに営業力を集中させたほうがいい。

大切なことは「〜のために」の部分であり、ここは明言されるかどうかわからないことが、注意すべきことだと考えています。

傾聴することはもちろん大切ですが、それは鵜呑みにすることとは違います。

傾聴して、自分の受けた感覚と違いを感じるかどうか。もし感じたのであれば、その違和感に蓋をせずに、クライアントの真意に近づけるかどうか。

自分の感覚や質問力を研ぎ澄ませるためにも、経験をしていきたいですね。

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