お楽しみ様です。小野貴正です。
今日は両替をしにラチャダムリのスーパーリッチまで行ってきました。スーパーリッチはバンコクでも有名な両替商で、銀行よりもレートがいいことで有名。1万円あたりだと50バーツくらいの違いはあるので(空港だと250バーツくらい違いますから、個人的には空港での両替はオススメしません。タクシーとか電車代のみ両替し、後はバンコクの銀行で普通に両替した方がいいです)、多めに両替する時は重宝します。
1万円で50バーツの違いということは、10万円だと500バーツ。100万円だと5,000バーツの違いです。500バーツあれば家族で夕食が楽しめるくらいなので、スーパーリッチの近郊にいるなら銀行に行くよりいいと思います。
遠くからだとタクシーとか時間にお金を使いますから、なんとも言えないですけどね。。。
ところでタイバーツのレートですが、1バーツ3円になっていました。6月の時は1バーツ3.5円か3.7円くらいだったので、1割から2割前後円高になっています。コレでもいい時と比べたらエライ良くはないですが、円が高くなるとうれしくなるものです。これは僕が海外に行くせいかもしれませんが、単純に円は強いほうが、外貨を多く獲得できるってことですから、ドルとかユーロとか、タイバーツとか中国元などを手に入れるためにもいいんじゃないかなって思いますけど。
円安だからモノが売れるとか、円安だから観光客が来るって、いうなればその製品や観光地にお金を払ってまで来る魅力がないともいえるんじゃないかな、と思ったりします。一概にはそうも言えないながらも、銀座の大将が危惧しているように、日本に外国人が来ても日本全国どころか世界に出ても食べられるチェーン店ばかりに行ってもらうってどうなんだろう・・・。東京オリンピックでこのままだと恥をかく、って大将が言っていましたが、日本の文化が知られないっていうのは僕も怖いと思う。
より多くの人に来てもらおうとすれば円安のほうがいいですが、それよりはお金を使ってでも来たい人、その製品や観光地を楽しみたい人のために売り、来てもらう。
オリンピックなら円高円安関係なく、人は来るでしょう・・・いや、そんな単純なものだとは思いませんが。しかし、
この方が健全じゃないかと。私見たっぷりですが。もちろん、バックパック持って旅していた僕にしてみれば、お金の大小で国境を超えるか超えられないかが決まるなら、安いに越したことはないですけど。でもたぶん、円高円安っていうのは、旅費が高いとか安いとかとは別の意味があるんじゃないかな、って思います。
そんなことを思いながら、スーパーリッチで両替し、帰りに爆発事件のあったエラワン・プームの前を通りました。すでに人は多く、見たところ建物も銅像も新しいものになっている感があります。
妻に聞き忘れましたが、なぜタイ人は仏教徒なのにブラフマーとかのヒンドゥー教の神を崇めるんだろう、そういえば。そばの伊勢丹にある恋愛だったかな、そういう神さま(トリムルティと言って、ブラフマー神とシヴァ神とヴィシュヌ神が三位一体になった神さまです)も確かヒンドゥー教の神さまだったような。
寛容な国といえばそうですが、イイトコどりの国ってことかな、と思ったりもします。微笑みの国、世界大戦で占領されなかった外交力の伝統っていうのはこのへんにも現れているのかな。
タイに来て12年ですが、この間大きな爆発事件を僕は3回覚えています。戦勝記念塔での爆発事件、伊勢丹やBigCでの爆発事件、そしてエラワン・プーム。
身近なところでこういうことは本当に起こりうるんだな、というのを知り、コレは日本も同じだろうと思ったりします。
日本でも爆発事件、ありましたし。個人として気をつけることはもちろんですが、安心できる環境にしたいものです。
P.S.
妻にタイヘンプ知ってる?って聞いたところ、普通のタイ人は麻を好まないとのこと。なぜなら、ハイソでないとか。コレ、なんかおもしろいなって思いました。
P.P.S.
写真はエラワン・プーム。亡くなられた方々のご冥福をお祈りします。
P.P.P.S.
初期更新時、2015年6月のタイバーツ円レートが1バーツ2.5円から2.7円となっていましたが、3.5円から3.7円でしたので、修正しました。レートの掲載ミス、大変失礼いたしました。
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