トルココーヒー。

現在、イスタンブールにいます。

日付が変わったあたりの飛行機で僕はバンコクに帰り、数日はタイで過ごす予定です。24日と25日に予定されているウェビナーはバンコクからの生放送になるかと思います。

生放送といえば、本日のガタラ橋からの中継は断念しました。今日のスケジュールを確認してみたら、調整ができそうにないので・・・。楽しみにしていた皆さん、恐縮です。

さて、戻ってきたイスタンブールは真冬かと思うほどの冷え込みでして、雨ということもあってか久々に寒いと感じる昨晩でした。

イスタンブール到着前は、イズミル空港におりまして、その前はエフェソスです。

歴史、考古学好きにはたまらない地名のエフェソスだと僕は考えているのですが、なぜならこの地に残された遺跡の姿は、過去の生活を想像するに十分な保存状態だからです。原型をとどめているわけではないですが、原型を想像する程度には建築物が残っている。当時の広告とかですね、石に彫られていました。広告を見て、その内容の隠匿感にニヤリとしたことはもちろん、セールスライティングは必要とされ続けるスキルですよ、という証拠になるなとか考えていたのは、僕だけじゃないはず。

この地はヘレニズム都市として、また古代ローマ帝国の支配下で小アジアの西半分を占めるアジア属州の首府とされたそうです(Wikipedia参照)。エジプトの女王、クレオパトラも滞在した場所で知られ、旧約聖書や新約聖書にも登場し、世界の七不思議である(この場合、不思議は必見の意味だそうです)アルテミス神殿や聖母マリアの家、世界三大図書館のひとつであるセルシウス図書館など、コロッセオ以外にも見どころが集中しています。

集中しているとはいっても山がまるごと遺跡になったような感じですので、その広大さには心を打たれました。遺跡そのもので言うと、個人的にはアテネのパルテノン神殿付近よりグッときたなぁ、と。ただし、パルテノン神殿奥からアテネを一望できる場所については、ソクラテスやアリストテレス好きならば一度は観ておくことをオススメしますが。

エフェソスのセルシウス図書館に向かう途中にあった公衆お手洗い(当時から水洗)。そこを見学していた年配の女性がつんのめったので、とっさに腕を伸ばして掴んでもらい、「Thank you」と僕が言ってしまったところ、女性の方から「I thank you I thank you!」と言われてしまいまして、確かに僕がサンキューっていうシーンじゃないよな、と思うなど、記憶に残る出来事がありました。

もともとこの地はギリシャ人が住んでいたエリアのようで、その後訪れたギリシャ人の村(ガイドさんが言うに、今ではトルコ人だけどね、とのこと)ではふとギリシャコーヒーとトルココーヒーって同じだったよな、と思い出しました。

両国の歴史についてはまたの機会に譲るとしまして、淹れてくれたコーヒーの雰囲気がまたいい。

冒頭の写真はトルココーヒーのカップや調理器具、そして調理場所なのですが、真ん中の粉・・・あれ、コーヒーを淹れた後の粉かな、もしかしたら・・・ここで熱を入れ、コーヒーを煮込みます。

粉ごとカップに入ってくるので、その上澄みを丁寧に飲んでいく感じですね。だから、ゆっくり飲める。

個人的にはこのトルココーヒーを囲んでの談笑する空間が好みでして、人とのふれあいがそこにはあるから。

公衆お手洗いでのふれあいや、トルココーヒーを囲んでのふれあい。

自分を確認できた、瞬間でした。

明日は、バンコクからかな。

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“トルココーヒー。” への2件の返信

  1. トルコ旅お疲れ様です。

    グレートジャーニーにも関連していますが、人類拡散の歴史は、農耕文化の拡散と重なっており、小麦栽培の起源はトルコ、イラク周辺だったそうです(紀元前7000年頃には栽培化が起きていたそうです)(ちなみに。小麦はゲノムが非常に複雑で今世界でチームを作って小麦のゲノム解析を一所懸命やってるところです、スイスも日本も加わっています)。

    https://kotobank.jp/word/%E3%82%B3%E3%83%A0%E3%82%AE-765846

    麦(ムギ)、雑穀(ミレット)の歴史/進化、グレートジャーニー人類史、言語の歴史/進化、実はいろいろ関係しているんですよね。ちなみにコーヒーの栽培化起源は麦などに比べてずっと最近の話のようですがそれでもトルコに近いというのには何かといろいろと交差点付近で起きているようですね…

    いつか何かのご参考までに。

    1. 小麦栽培の起源がトルコ、イラク周辺・・・なるほど。

      交差点付近という言葉はそうだなと感じまして、
      イスラム建築もあればキリスト教建築もあり、
      古代ローマ帝国の建築物もある。

      なんというか、壮大さと自由な風を感じました。

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