新宿にいます。
新宿中央公園がある西口側は、高層ビル群をイメージする場所ではありますが、公園の緑が映えていて、風通しが良いと感じています。
なんというか、緑と空の青を背景に、ビルとビルの間を風が颯爽と通り過ぎていくというか、まあ爽やかな印象ってことです。
同じ新宿でも東口と南口、そして西口では異なる表情を見せてくれまして、ちょうどフォーカスを決めた僕の心境からすると、大きすぎる街もまた、エリアごとにフォーカスを決めるべきなんだろうな、とひとりごちています。
2018年前半の最終日と世間では認知されている6月30日。
この日は北海道の最北端といえる稚内におりました。
グレートジャーニーというプロジェクトの北方ルート編として、日本人の祖先たちがやって来たとされる宗谷岬へと行き、そこから南下してみよう、というテーマで稚内での宿泊を企画しました。
ノシャップ岬や宗谷岬、そしてオロロンラインに面した海の雰囲気。2万年前と今とでは変わっていることはもちろんあるでしょうが、北海道という陸地があって、日本海やオホーツク海と呼ばれる海があって、その海の向こうにはサハリンやロシアなどがあることは、多分変わっていないでしょう。
祖先たちが体感したであろうことを追体験し、150万年前とも80万年前とも言われている海洋水が含まれた温泉に入り、2万年前にもおそらく祖先たちが楽しんでいたんではないか、と考えてみる。
大きな時間軸で日本を考えてグレートジャーニーという企画を運営してきた今、タイにいる長男次男から、「日本人はどこからやって来たの?」と聞かれた時に、答えが増えている自分に気づきます。
多分2年前や1年前の僕が話すよりも、今の僕が長男次男に答えたほうが、半分日本人であることを誇らしく思ってくれるんじゃないか。
実際に体感することと、本や人から聞くことには、差があるものですね。肌感覚とはよくいったものです。
肌感覚の大切さは、MSPを考えるときにも感じられるものでして、なぜなら自分自身が体現していることでないと、MSPにはならない、と学んだからです。
アプレンティスというダイレクト出版のコピーライティングパートナー養成講座に参加していたときのことを思い出してみたら、これは肌感覚としてありました。
極端な話、ここだけにフォーカスした。すると、他の人とは異なる圧倒的な成果を出すことができた。体現しているからこそ、コピーの仕事がたくさんやってきたのだと思います。
証拠が必要ですからね、言葉だけではなく、肌感覚が。
ではなぜコピーライティングにフォーカスできたのかというと、独立起業してやっていけるスキルであること、これまでライティングで生きてきたこと、タイで長男次男と時間を過ごすことも含め、時間も場所も報酬も、自分で決めることができる人間になると決めたこと、がその理由です。
自分で責任を引き受ける。自分が関わるものすべて。そこに美意識を、僕は感じているからです。
こんな理想世界(?)を持っている僕が、付き合いたい人の理想世界を実現するために、どんな貢献ができるだろう。
しかも、情熱を持って。体現していることで。付き合いたい人よりも一歩でも二歩でも先を歩むことで。
特に「付き合いたい人の理想世界を描く」ことがなぜ大切なのか。ココが腑に落ちた6月30日の稚内でした。
あなたの理想世界はこうですよね。僕の理想世界はこうで、こんな体験してきました。だから、あなたの理想世界を実現するには、こうすればいいのだと考えています。
フォーカスをスキルだけではなく、付き合う人でもカッチリきた、ということで、7月からは再新再生。
そういえば3年前も、再新再生がテーマでした。再び、ですね。
コメント