兄貴な実業家と女子高生。

コピーライティング
この記事は約4分で読めます。

雨の中をタクシーでダンコレに向かい、到着後はスタッフの石崎さんと広瀬さんによるジャケットとシャツの採寸。岡本さんがサンプルというか自分用というか、実利と趣味を兼ね合わせたようにエラいたくさんのジャケットを仕立てているので、今回オーダーした生地のジャケットを羽織らせてもらい、その涼しさに驚く。実際、生地に触れると指先がヒンヤリするほど。

COOL EFFECTという生地名称はダテじゃないな・・・とうなずきつつ、シャツはというと「白で1枚」とだけ伝えると、岡本さんが「では、イタリアンカラーでつくりましょう」とイチオシの襟を決めてくれまして、これまで仕立てたジャケットにあう色もまた決めてくれました。

そのうちの一つは「GUCCIでこれつくったら結構するんですよ」と言われた、なんだろう、迷彩柄的な感じのシャツなのですが、まあ岡本さんがオススメするならそれに乗っておこうという選択方法を採用しまして、言われるがままにお願い。

購入体験して感じることってありますし、僕は以前からコピーを書く時はここを意識しています。ダイレクト出版さんの書籍レターを書く時もすべて購入していたのは、そういう理由です。PDFファイルで素材をもらえますし、言えば実際の書籍も送ってくれるのですが(当時は)、ここで合理性に走ったらオレはダメだと言うような感覚もありましたし、実際にお金を払うことでユーザー視点を持っていたかったというのもあるんだと思います。

体験していないことを書こうとすると、どうしても脚色豊かなキラキラ系、しかし内容のない形容詞副詞系コピーができあがります。

これだと売れないだろうと思ったら、実際に売れない。だから一緒に仕事をするお客さんの商品とかサービスを体験しようということで。

採寸の後は岡本さんが準備していたビジネススキームと、ダンコレで新たに立ち上がるサービスのランディングページについて打ち合わせ。

「ビート・ザ・コントロール株式会社ならこんなふうにビジネススキームを使ってもらうといいですよ」、という話をしてくれるあたり、北岡さんからも寺本さんからも兄貴分と慕われる事がよく伝わってきます。ビジネスの仕組みだけでみても、三方良しをつくりあげるのが長けていますし、オーダージャケットを一着二着売るためのものではない。

継続的に伸び続けるための仕組みというか、そういうものを考え、実際につくって経営することができる。

このあたり、島田さんに似ているんだよな、と思いつつ。仕組みをつくることに長けているというか好きというか自然にできるというか。マッチョなところもにていますし。

新しく立ち上げるダンコレのサービスについては、僕自身がそのサービスに申し込もうと即決し、岡本さんに依頼。

ランディングページを書くのは2人のライティングメンバーになりますが、ディレクションするにあたって伝えられることは多いほうがいいと感じましたし、このサービスはセールスライティングを学び続けている人にとって、請負でお客さんのセールスレターやオウンドメディアの記事を書きつづけるより、ゆとりを持てるようになる予感がありましたので。

打ち合わせを終え、布施に向かうために心斎橋の駅へ。

今日のブログタイトルの片方がようやく登場するわけなんですけど、落ちているゴミを拾い上げ、それをゴミ箱に捨てようとしたら、

ふと思ってそのゴミ・・・紙だったんですけど、それをくるっとめくってみたんですね。

すると、部活動の先輩に送ったようなメッセージがそこにありまして、ああこれは誰かが落としてしまったんだな、とゴミ箱に捨てる予定だったそれを駅員さんに預けようと駅員室の方へ。

視線を前に向けてみると、なんだかそこだけ春の風がカラッと吹いているような、女子高生の集団が。

その横を素通りしようとしたところ、なんだか花束のようなものを持っている。

それで、多分8人程度か10人程度の子たちだったと思いますが、そのうちに一人に「これ、落ちていたんですけれど、お知り合いですか?」と先ほどの紙を差し出す。

すると、「あ!あきな先輩だー(あやか先輩だったかな・・・失念しました)」とカラッとした甲高い声を上げ、じゃあお願いしますと手渡し。

なんだかいい日でした。いや、女子高生がいいというのではなくて、新しいことがはじまる、春を感じたというかね。

今日は梅田に行った後で、再び布施へ。

こちらもまた、楽しみな人物なんですよね。

セールスライティングスタートアップガイドの無料入手はココから↓




コメント

タイトルとURLをコピーしました