先ほど、バンコクのドンムアン空港に到着しました。
エアアジアで帰ってきたのですが、プレミアムフラットシートは僕ひとりだけ、その後ろのクワイエットシートもエラく空いておりまして、こんなに空いているエアアジアは初めてでした。
しかしやはりこの気配りとサービスの物足りなさはいいなぁ、と。
好きなときに眠れますし、好きなときに仕事をすることができる。
離陸後にメルマガを一本作成して1時間ちょっと寝て、その後もう2時間程度寝てから営業研修資料の構成書き出しを行っていましたが、
機内で割と書き出すことができたので、ドンムアン空港着陸後は早々に、お客さんへその内容を送ることができました。
さて、そのドンムアン空港でのこと。
到着ロビーの両側に、コーヒー屋さんがあり、そこで仕事をしてからコンドミニアムに帰ろうと決め、コーヒーを買うことに。
アメリカーノといったのにカプチーノが出てきて、「アメリカーノです」と言ったら「ごめんなさい、間違えた。ちょっとまってね」と待つことしばらく。
できたアメリカーノを片手に席につこうとした時、事件は起こりました。
今回の訪タイは、5日からのインド行きを考慮し、いつものスーツケースではなくてメッセンジャーバッグでやってきました。
そういえばTUMIのブリーフケースもスーツケースも持たないタイは、9年ぶりかもしれません。
バックパックみたいなものを持ってくるのは13年前依頼ですから、13年前同様にバックパックを肩にドンムアン空港に降り立つというのは、今思えば感慨深いものだったなぁ、と。
それで、そのメッセンジャーバック。
その名をオルトリーブメッセンジャープロというのですが、これ長方形でエラく大きいのです。
自転車で配達する方々が使うメッセンジャーバッグのようで、A3の書類を曲げずに収納できます。
そしてこのバッグの最大と言ってよい特徴は、その防水性。
非常時にはバケツになるほど、その防水機能は優れているようです(と、レビューに書かれていました)。
結構な容量が収納できるため、かなりの重さだったのですが・・・多分14キロ程度・・・アメリカーノ片手に席につこうとした時、歩く振動でアメリカーノがこぼれそうになったので、
おっと、これはバランスを保っていかねばと動きを止めた瞬間、オルトリーブメッセンジャープロが右肩からズルっと落ちてきまして・・・
おっと、これは危ないと思った瞬間、熱いアメリカーノが机と椅子に飛び散ってしまいました。
幸いにも周囲の人にかかってしまう事態にはならなかったのですが、手は熱くて白パンにはアメリカーノのシミが飛び散ってしまい、
たぶん、ちょっと涙目だったかもしれません。
そんな僕を察してか、隣の席に座っていたタイ人夫婦とそのお母さんが心配そうにティッシュを差し出してくれ、しかしティッシュの量が足りないことを見て取って、
「あそこにお手洗いあるから、行ってきたら?荷物は見ておくから」
のようなことを言ってくださり、僕は「ああ、人って優しいなぁ」と今度はうれしさで涙ぐみながら、
大量のトイレットペーパーを持ってきて机と椅子をキレイにしました。
すると先ほどのタイ人夫婦が、「それ、お店の人にやらせて他の席に移動したほうがいいよ。ご飯食べないと」とさらに涙腺が緩むような提案をしてくださり、
いや〜それでもうお腹いっぱいですよということで、結局アメリカーノを吹ききり、キレイにしておきました。
手は熱く白パンはアメリカーノが飛び散り、僕の身体は散々だったわけですが、しかしこの自体を引き起こしたおるとリブメッセンジャープロはアメリカーノなどものともせず、
その黒光るボディはさらに漆黒さを増すように、アメリカーノなど弾き飛ばしていました。
黒いバッグでもモノによっては液体が染み込み、またポケットに侵入してしまうものですが、
そもそもポケットが外側についていないこのバッグは、あらゆる液体はもちろん、粉塵まで寄せつけない雰囲気を放っています。
対面の席に座る彼女(一緒に旅するので女性としたのですが・・・たくましいですね)の佇まいを紹介したく、今日の写真はこれで。
では、白パン洗いに家に帰ります。
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