成田に戻ってきました。
前回は羽田着だったので、今回は成田を選択したわけではないですけれど、羽田も成田も雰囲気が異なるので、これはこれで楽しみな空港ではあります。
入国は自動化ゲートで行い、お手洗いで城ドラの討伐イベントをソロで行ったあとは機内預け荷物を持って税関へ。
いつもどおり「耳が遠いのでお手数をおかけします」と伝えたあと、久々に質問をされました。
「スタンプがたくさんありますが、お仕事ですか」
「いえ、観光です。妻がタイ人なものですから」
「中国のスタンプもたくさんありますね」
「経由便の場合は中国に立ち寄ることが多いのです」
「はい、わかりました。どうぞ」
こんな感じで荷物チェックされることもなく、通過。
現在のパスポートには300個程度のスタンプがあり、仕事じゃなくて観光で300個だと怪しいといえば怪しそうなものですが(実際にはどこででも仕事はしているのですが、ビザ無しで海外で仕事ですかとか聞かれるとそれはそれでホネなので、観光と答えるようにしています。実際、観光とか休暇ですからね、行き先は)、
これまで荷物を検査されたことは、10回もないと思います。
どのへんで荷物を検査するかの判断をしているのか、考えてみたことがあるのですが、たぶんなんとなくなんじゃないかな・・・いや、もしかしたら、5人ごとにチェックするとか、そんな感じかも。
いずれにしてもこの税関次第で日本の安全が守られると言っても過言ではないので、荷物の開示を求められたら快く受けたいものです。
昨日は長男次男を学校に送っていく途中で時間が来たので、iPhoneからスカイプを接続してビーコンコーチング。
バイクの爆音とか人の声とか、とにかくいかにもバンコクという感じで騒々しい中での接続に恐縮しつつ、会話。
ここで話した内容というのは、ビーコンライブセミナーのテーマと似ているのですが、それは、
Be yourself、生まれ育った環境があってこその自分であることを考えれば、過去から逃れることはできない。
「いい人生」の定義は自分が決める、というような感じ。
過去が全てではないけれど、自分自身の過去を踏まえて「自分自身のいい人生とはこうだ」と決める、という感じかな。
これはワガママであれとかそういう意味ではなく、人は一人で生きているわけではない以上、周囲への配慮や気遣いは大切という意味で、ワガママであっていいわけではない。
しかし、周囲が言うところの「いい人生」と自分自身の「いい人生」というのは、違うはずだよね、ってこと。
例えば強烈に違和感を感じるのが(昔はわからなかったんですけど、というかもやもやしていても言語化できなかったんですけど)、
「年収1,000万円をネットビジネスで超す方法」
「社長は年収2,000万円をとれないとダメだ」
「1億円を超す売上をもたらすマーケティング」
「10億円レベルの会社にはマネジメントが必要だ」
「上場を簡単に実現する方法」
こんな感じのこと。最近、FacebookやYouTubeでも増えてきたなぁ、と思いますし、これはこれで大事なものなのだろうと思いますが、
これらは手段の話であり、手段というのは何かを成し遂げるための手にすぎない。
では、これらに飛びつく前に、その「何か」を知っているのだろうか、ということなんですけど
ほとんどの人が知らないですよね、「何か」が何なのか。
「年収1,000万円をとりたいんです」
という人もいるでしょうが、それは「何か」ではありません。やっぱり手段です。
年収1,000万円を実現した結果、
*家族との時間を増やせるようになった
*子どもと旅行に行けるようになった
*子どもに好きな玩具を買ってあげられるようになった
*周囲から注目されるようになった
*女性のATMとして存在意義を確立するようになった
・・・のように叶えられること、それが「何か」なのだと思います。
そしてその「何か」というのも、その人ならではの必然性があるもの。
これがコア・バリューであると僕は考えていて、それはその人の生まれや育ち、幼いころに夢中になったこと、ルーツにヒントがあるのだと考えています。
生まれも育ちも違うのだから、どう生きたいのかが同じであるはずはない(近いものはあるかもですけど)。
それは人の数だけ存在するんじゃないかなあ、と僕には思えるんですよね。
人からよく見られたいとか、良い人物だと思われたいとか、
そういう欲求が人には備わっているものですが、だからこそ、自分自身のコア・バリューに気づくというのは、難しい。
物事には順番があって、たぶんですが、
人から気に入られる必要なんてない。
まずは、自分を一番大切にすること。だから、自分自身であれ。
その上で結果的に、人から気に入られれば、いいんじゃないかなぁ。
コメント
[…] 昨日の小野さんのブログを読み、ああ、やっぱり通ずるものがあるな、とおこがましくも感じました。 […]