お楽しみ様です。小野貴正です。
スワイプファイルを手にして写経して、形上はヘッドラインもオープニングもそれっぽくなった。内容についてはこの際度外視でも、見た目がそれっぽくなるとうれしいもの。
しかし真似をしても見た目がそれっぽくならない、ある程度書けるようになった人がつまづく箇所にブレットがあります。
スワイプファイルにもよりますが、ブレットをレジを鳴らせるレベルで書いているセールスレターは皆無と言っていいほどで、オウンドメディアに至っては単にその特徴を並べるだけなんていうのもある。
ブレットとは読んだままの通り、銃痕ですが、箇条書き前の□がそれに見えるということから、ブレットと名付けられたんだったかな、確か。
とにかく、ブレット。
ブレットでレジを鳴らせるというのは、読み手にとっての便益、こんないいことあるかもね、が描写できているということでもある。ということは、ヘッドラインを書く時や、サブヘッドを書く時にも役に立つ。
もちろん客観性を保ちながらの主張が透けて見えないと、その商品やサービスの主張ですね、レジを鳴らせるわけではないのですが、ひとまずはブレットの型を身につけることをお勧めします。
型を身につけて、書き続ける。実戦でならなおよし、ですね。僕はジョン・カールトンの翻訳版と英語版を写経し、型を身につけました。例えば、ビーコンコーチングを紹介するならこうです。
□心理トリガーやスワイプファイルはまだ早い。学んで3ヶ月の駆け出しライターがプロフェッショナルとのスプリットテストでビート・ザ・コントロールした秘密。必要なモノはたったひとつの方程式(古典中の古典的セオリー)とあふれんばかりの情熱だけ(しかしハートは冷静に)。
□セールスライティングの教材や本から学んでも仕事を獲得できない理由。あなたの内側に秘められたコレを知らずして、ライティングでメシが食えることはない(セミナー講師が決して教えない不都合な真実)。
□いやよいやよもいいのうち。読み手が知られたくない欲求、真逆の欲求にこそ真実がある。そしてそれを見極める「たった一言の質問」はコレ(あまのじゃくリサーチテクニック)。
ジョン・カールトンが何かの音声で話していたのですが、「はやい よい やすい」を考えてブレットは書くとのこと。いわゆる、ベネフィットはこれらどれかに当てはまるものですよ、と。例えば、カンタン、というのも「はやい」とか「よい」とかに当てはまるんじゃないかな、と僕は考えています。
型と言いながら型っぽいことを書いていないあたり、思わず自分でも笑ってしまいましたが、言い換えると「形式的な型」を身につけましょう、ということです。セオリー、ですかね。方程式のようなわかりやすい公式ではなく、序破急とか起承転結のような型です。
コレは買いたくなる、と思うようなブレットを探し、それを繰り返し写経したり、真似してみることをオススメします。
くれぐれも、買いたくならないブレットは、真似しないことかな。コレ、大事ですよ。
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