昨日は15時から高知市内へ。テザリング用にiPhoneを新調するためです。
東洋町甲浦から高知市まではおよそ120キロでして、途中には室戸市や安芸市があります。
室戸市でソフトバンクショップないかなぁ、と期待はしたものの、ドコモショップが一軒あるのみ。しかしそのまま走り続けると安芸市でケーズデンキとヤマダ電機を発見。
共にiPhoneはなかったものの、ヤマダ電機の店長さんが高知本店に電話し、在庫を確認してくれました。
iPhoneがあることを確認し、高知市へ。途中の南国市でソフトバンクショップが2軒あったものの、ヤマダ電機店長さんの対応に応えなければとさらに15キロ程度走って高知市内の高知本店へ到着。
僕が伝えておいた機種を用意しておいてくれ、手際よく対応してくれたのもポイント高いなぁ、と思います。
ヤマダ電機、良かったです。
しかし日本の携帯電話に関しては本当にわかりにくいなと感じまして、なぜなら、インターネットで料金プランを確認するよりも店員さんに聞いたほうがわかりやすいからです。
インターネットで拝見したプランと同じなのに、説明を聞いたほうが安くなるような、そんなユニークなプランもございまして(僕の見方が変なのか、それとも見逃していたのか、もしくは本当に店頭特別プランなのかはわかりませんが)、最終的には予定通り、プラン変更無しで機種変更に必要な分だけ追加しようということになりました。テザリング、とかですね(2年間無料みたいですが)。
それで、機種。
最初はiPhoneSEにしようと考えておりまして、このゴールド色があれば、一括で購入しようと考えていました。
なぜ一括かというと、
*解約時の縛りがないから
です。厳密には、今は申し込んだり継続したプランによっては2年縛りがあるようなので、実は何らかの縛りが僕にも発生しているようなのですが。
それでも分割で買って途中で解約すれば、解約金とともにiPhone本体の残金を支払う必要があります。
ここで解約金と残金を支払うことを天秤にかける、というような、何者かに走らされているような状況に自分を置きたくないので、一括で買おう、と決めていた次第です。
ところが、
iPhoneSEにはシルバーはあってもゴールドはない。ゴールドがあるのはiPhone6Sだと。
そこで、iPhone6Sも候補として置いておきました。
店員さんに聞くと、iPhoneSEも6Sも、僕の使用用途からすればそんなに変わらない。しかし値段は倍違う。
普通に考えればSEのシルバーを買ったかもしれませんが、ゴールドの色合いのほうがいい。
だから店員さんに聞いてみました。「分割で買うと、どんな支払プランになりますか?そして一括で買った場合とで支払額の違いってあるのですか?」こんな感じです。
するとiPadをタンタンとタップして、支払いプランを提示してくれました。複数のプランを横並びで比較できるので、あれは便利ですね。
店員さんいわく、「料金に違いはありません」とのこと。
え、それは本当ですか、とこの瞬間、僕は「分割で・・・」と気持ちが傾きかけたのですが、
自分を客観視する自分からこの時声がかかり、
「イヤイヤイヤイヤイヤ!妥協したらダメだ妥協したらダメだ妥協したらダメだ自分を売るな自分を売るな自分を売るな走るな走るな走るな」
こんな風に僕に語りかけてきたので、
ちょっと深呼吸してから店員さんに伝えました。
「iPhone6Sのゴールドを、げ、現金一括でお願いします」
やっぱり、ビビったらGOだよね。
しかし高知に来て携帯買うとは、思いませんでした。店員さんも、え、わざわざ神奈川からって感じでしたし。
それどころかわずか30キロ程度離れた安芸市から高知市内に来て携帯を買うというのも、店員さんにしてみれば衝撃だったみたいです。
東洋町から高知市間ではありますが、買い物のために走って車から降りて人と話した結果、このエリアは格差ではなくて空洞化が進むんじゃないかな、と感じました。父の田舎である、東洋町は特に、です。
食べ物は東京よりもむしろ高いですし、にもかかわらず産業はないに等しいと感じました。ポンカン農家や漁業はありますけど。
木坂さんの歴史・地政学クラスでは沖縄が格差県であるという話を聞きましたが、東洋町の場合はそれとは異なる課題を抱えていそうだなぁと。
iPhoneを買いに行ったついでに、そういうことを感じられたのは収穫でした。
P.S.
木坂さんの歴史・地政学クラスや沖縄が格差県であるという話は、ワイルドサイドの島田さんが気づきを共有してくれていますね。よかったら、ご覧ください〜
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