ハリドワール、リシケシュ。人もバイクも牛も平等な国で考えた。

ビート・ザ・コントロール
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インドに来て一番最初に印象に残った言葉が、「牛も平等」というもの。

デリーでもコインバトールでもマイソールでも、牛は街の至るところにいましたし、インドにおいてはそれが当然と思うようにもなりましたが、

ふと僕が持っていた主張を思い出しましたので、それを書いてみたいと懷います。

ガンジス川の上流であるハリドワールには沐浴をしにインドの方々が集い、まさに聖地巡礼という雰囲気を感じさせる街でして、手と足だけでもとガンジス川の水に浸してみると、意外な冷たさに神経がピリッとし、前夜のアーユルヴェーダのおかげか覚醒していた脳がさらに研ぎ澄まされる、そんな感じを受けました。

その次に訪れたリシケシュは、島田さんが言うにビートルズが修行をした場所らしく、ツアー幹事の伊藤カンちゃんが言うにはヨガの聖地という位置づけだそう。

ハリドワールからさらに北の山へと入るこの街は、ハリドワールよりは落ち着いたたたずまいをみせ、雰囲気的にはむしろこちらのほうが、沐浴も厳かな感じを覚えました。

他のインドの街並み同様、ハリドワールでもリシケシュでも牛が人と同じように歩き、生活をしているのは変わらず、特にオモシロイと思ったのは、リシケシュに掛かる吊橋も牛が往来していること。

行く手を指示する人はおらず、牛が生きたい場所に行きたい時に行く。人と同じように橋も渡るし、車を避けるかのように端の方を歩く。

人も牛も、バイクも車も、猿も犬も平等に空間を使うというのはいいなぁ、と感じました。

ふと日本で感じる違和感を思い出したのですが、それは「歩行者優先」という空気。

もちろん、歩行者を優先することはいいことなのかもしれませんが、その結果歩行者側に、「歩行者は優先されて当然」という空気を醸し出していやしないか。車は歩行者を避けて当然というような、上から目線を投げかけていやしないか。

僕は、歩行者が優先されて当然という空気には違和感を感じておりまして、

なぜなら、それは本来譲り合いの気持ち、利他的な気持ち、優しい気持ちといった、自然と発生する気持ちから優先されるものだと考えているからです。

弱きを助け、弱きを守る。そんな、気持ちの賜物が歩行者優先なんじゃないかなぁ、と。

しかし歩行者優先という空気からは「それが当然』という雰囲気を感じ取ってしまい、車やバイクが走っているのにそれらに注意を払わず、払わないどころか道路を歩くかのような人々の姿を見るたびに、美しくない、と思うわけです。

私見ですが、タイでも中国でも、車やバイク優先という感覚を持っています。

でもこれはとても健全なことのように思えるわけで、なぜなら衝突して危険な目にあうのは、人のほうだからです。

僕は車もバイクも個人的に持っていないけれど(妻は持っていますが)、安全を考えたら車やバイク優先という社会のほうがいいと思ったりもします。

そんなことを思い出しながら、インドは誰もが平等に道を利用していることを眺めておりまして、これはアリだよな、と思った次第。

たとえ自分の私有物や私有地であっても、自分が優先されて当然、ということなど、ありえないのだから。

駅のプラットフォームで始発電車を待つ列や満員電車の優先席を見るたびに感じる違和感も、同じことです。

権利とか優先されて当然とか、そういう利己性よりも、利他性。

そういう日本になればいいなぁ、と思います。

僕が眺める範囲での私見ですので、そうではない日本の地域もあると思いつつ、記しておきます。

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コメント

  1. 野口哲 より:

    ちょっと違うかも知れないけど、レストランとかで何かいろいろ無理を言っているようなお客さんを見るたびに、そのお客さんが自分の仕事のお客さんに同じような要求や態度をされてもいいのかなって思うんだよね。
    いろいろ迷惑をかけたり、不行き届きがあっても、「お互い様」みたいな気持ち、自分もいつか逆の立場になるかも知れないという気持ちを持ちたいと、自戒を込めて拝読しました。

    • ono takamasa より:

      野口さん、コメントありがとうございます〜。

      僕も同じように思います。

      互いの仕事があって自分がいるわけであり、
      その人が自分の代わりにその仕事をしてくれているというか、

      そんな気持ちを持ち、接したいものだなぁ、と思います。

      先ほどハリドワールでバイクと衝突したのですが、
      普通にお互いが「おいおい、前見ようぜ」と目で会話するあたり、

      ムカッとするけれどもそれが自然というか、

      もっと感情を素直に出してもいいんだなぁ、と感じた次第です。

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