安かろう悪かろうは脳が生み出す幻想かもしれません。

脳科学・社会心理学・行動経済学
この記事は約3分で読めます。

こんにちは。小野です。

安かろう悪かろう、という表現をあなたは聞いたことがありますか?

割とコレはよく見る表現で、安物買いの銭失いとかが近いですよね、意味的に。

要するに安いものは品質が良くないものだよね、ということを表現しているわけですが、

安いものを買ってもすぐに壊れるならば、高いものを買ったほうが結果的にお得ですよ、という営業トークにも使えます。

実際のところ、コレは事実なのかもしれません。しかし、

脳の働きを知ると、コレはもしかしたら幻想なんじゃないか、とも考えられます。

なぜなら多くの人の脳は、安いもの=品質が良くないもの、というように認識するからです(すべての人がこう判断するわけではありません。あくまでも多くの人が、です)。

脳がひとたびそのように判断するようになると、「あ、これいいな」とある品物を手にとり、名札を見てその価格が安いだけで、「やっぱりこのへんの作りが良くなさそうだ・・・」というようにあなたは考えるようになります。

つまり、全ては過去の経験から作り上げられた脳の価値基準に基づいて、あなたは判断しているわけです。

ですから、仮に価格的に安いものであっても、あなたが多くの価値ある経験をしてきているのであれば、

安い=良くない、のように、あなたの脳は判断しません。

あくまでも、その人がしてきた経験、置かれた環境から脳が価値基準をつくり上げるわけです(個人的な話ですが、私がテレビを持たない理由はここにもあります。脳は意識しようがしまいがテレビから流れてくる音や映像を勝手にインプットします。ここで、安いものは良くないものだ、というようなことを繰り返し放送されていた場合、自然と私の脳もそういう価値基準を作り上げてしまうわけです。もちろん、テレビを観てリサーチをする場合もありますが・・・普段の生活においてテレビを持たない理由は、ここにもあります)。

コレが、安かろう悪かろうは脳が生み出す幻想かもしれない、と考えた理由です。

もちろん、幻想であろうとなかろうと、安かろう悪かろうが多くの人にとって常識的な考えとなっていることに、セールスコピーライターやマーケター、セールスパーソンは着目した方がいいです。

なぜなら、適切な価格設定を間違える可能性があるからです。

実は100万円の価値があるものを10万円で売ると、「安く手に入ってうれしい!」と思いつつ、安かろう悪かろうなんでしょ?というレッテルを貼られる可能性があるからです(ルイ・ヴィトンの製品は参考になります。安いとうれしいと喜ぶ女性は多いけれど、通常よりも安いと「本物なの?」となりますし、コピーだとわかれば「だからこのへんがヨレヨレなのね」とあら探しをしますから。実際、ヴィトンの作りは素晴らしいのでコピーはすぐにバレそうなものですが)。

脳の性質を理解し、価格を決めるなどしたほうがいいと思います。

ちなみに

人の脳は一般的に、高い価格のほうに大きな価値を感じるので、その分やる気などもアップします。

コレこそスキルアップ系のセミナーなどは高い価格にしたほうがいい理由でもあるのだな、と思いました(価格が安いと、ホントはスゴく価値が有るものを提供しているにも関わらず、脳がそうは判断しないからです。あくまでも、安いもの=良くないもの、なんですね)。

安さをウリにするなら、その理由を脳が理解できるように。

高さをウリにするなら、その理由を脳が理解できるように。

コピーでもセールスでも、コレが大事です。

P.S.
今日の写真ですが、『Great Leads』というマイケル・マスターソン共著の本です。ここに見込み客の意識レベルによる、セールスレターのリードを変える話が書かれているのですが、コレをダイレクト出版さんのアプレンティスで、寺本さんから学んだことでセールスレターを書く引き出しが増えました。Kindle版は割とベネマンのブログから購入する方々もいらっしゃいますね。一番売れているかもしれません(ベネマンのブログからです)。もし興味があれば、以下からどうぞ。
http://beatthecontrol.net/l/u/greatleads

コメント

タイトルとURLをコピーしました