コーヒーハンター。

ビート・ザ・コントロール
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昨日は呉市に行ってきました。書き起こし文のお礼ランチ会@広島を開催するためです。

広島のお店のことは存じ上げていなかったので、どこかいいお店はありますかとピックアップしてもらいまして、その中でも「コーヒーに合うカレーを出すそうですよ」という松村さんのホットなメッセージに惹かれ、呉市にあるお店を選択。

松村さんはエスプレッソを使ったドリンクを、エラいこだわり持ってつくるので(クルマにはカフェラテなどをつくる機材を積んでいたり)、コーヒーに合うカレーという、互いの興味志向を考えた上ではいい選択肢を用意してくれたことに、エラい感謝です。

先にお店に着いたので、ひとまずコーヒーを飲んでおこうとメニューを見ると、パナマとかコロンビアとか、エルサルバドルとか、これだけで視野が広がる産地の名称が書いておりまして、しかも苦味やコク、後味などなどわかりやすくコーヒー豆それぞれのポジションが描かれている。

これだけでも僕としてはポイント高いのですが、実際、美味しいと思います。食事の途中で2回ほど、異なるコーヒー豆で淹れたコーヒーをテイスティング的に楽しませてくれるのもポイント高い。

驚いたことは松村さんが登場したあとで聞いたのですが、コーヒー豆そのものをガスとともに瓶詰めし、栓をする。(こちら、松村さんより精確な解説が届きましたので、以下に記しますね。松村さん、ありがとうございますー!)

コーヒー豆を焙煎すると、しばらくの間(焙煎して3日くらい)はコーヒー豆自体からガスが発生します。
そのガスを漏れないように密封しているので、瓶を開けた時にシャンパンのようになります。

瓶詰めの時にガスも一緒に詰めるのではなくて、詰めた後にコーヒー豆からガスが出て瓶の中に充満する、という感じです。

だから、開けるときはシャンパンをポンと鳴らすように開くらしく、コレには心惹かれました。

シャンパンのようにコーヒーのボトルを2本とか3本持ってきて、今日はどれにしようか・・・よし、コクの有る味わいをプレゼントしたいから、これにしよう・・・「ポン!」

・・・そして瓶口から周囲に広がる、コーヒーの香り。

シャンパンのような瓶に入れるだけで、そしてシャンパンのように開けるというだけで、コーヒーがコーヒーではない別のものに見えてくるから、不思議です。

このお店はコーヒーハンターとして本も出版している方が、自らの足でコーヒー豆を探し、または栽培するという、まあなんともロマンあふれることをやる人がオーナー。

興味があったので、卸もやっているのですかと店員さんに聞いてみたところ、やっていますよ、と。

あの瓶のコーヒーは、プレゼントとしてもいいと思ったんですよね。

惹きつける何かをもつお店は、いたるところにあるものです。

地元の人に聞いたりし、自分で足を運んでみることって大切。あらためてそういうことを思いました。行ってみて、食べてみて、飲んでみる。眺め、香りを味わってみないと、感覚として身体と脳に染み込まないですから。

染み込まないと、言葉にならない。僕らにとって身体を使った体験は、とても大切なように思います。

ちなみにコーヒーに合うカレー。

調べてみると茶葉のようなものがライスにはいっていたのですが、どうやらコリアンダー、タイで言うパクチーだとか。

チキンカレーとこのライス、そしてコーヒーハンターのコーヒー。

隠し味にコーヒーを使うカレーはありますが、しかし確かに合うものってあるんですね。

いい経験でした。ありがとうございます。

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