お楽しみ様です。小野貴正です。
ここ2週間くらい、毎日もみもみされています。もみもみ、というよりももみに揉まれて。ようするに鍛えられている、ってことなのですが。この話をここですると(書いておきながら)ネタばらしになってしまうので、また機会があった時に。
近い話をひとつ。今朝起きてから気づいたのですが、コピーライティングスキルの獲得と子育てって似ているな、と。成長の極意が隠されているんじゃないか、ってことに気が付きました。
私見たっぷりですが、お楽しみください。
タイに家庭を持つ僕は、妻と長男と次男の4人家族がいます。大家族社会なタイにおいてはもちろんお義母さんやお義父さんたちも「家族」に入るので、そうなると何人家族かわかりませんが。この考え方もあって、僕は日本の両親や妹も含めて1つの家族と考えていますから、結構な大家族になりそうです。おっと、いきなり話がそれそうでした。
長男が5歳で次男が2歳。長男は来年から小学校で、次男は幼稚園です。ちなみにタイの学校は1年早く入ることが割と普通です。妻に言わせると、5歳で入学しても6歳で入学しても大丈夫なの、とのこと。
今日話題にしたいのは次男のこと。次男は2歳になってからというもの、近所の駄菓子屋さんやセブンイレブンに僕が行こうとすると、「あ、あ、あっ!」と抱っこしてポーズで近寄ってきて、一緒に行こうとします。それでお店に入ると必死にお目当てのモノを指差して「ホン レン!」と喜々として叫びます。「ホン レン」とはタイ語でおもちゃのこと。そうなのです。次男はおもちゃが欲しくて、駄菓子屋さんやセブンイレブンに行きたがるのです。子どもって親がどこ行こうとしているか察知するみたいで、そのたびに抱っこしてとせがまれて、おもちゃ買って!となる。
長男が2歳の時も、同じ感じでした。タイの家にはエライ数のガラクタ、、、じゃなくておもちゃがあるのですが、1個あたり30円前後のものがやたらあるわけです。なぜかというと、長男の泣きに涙を流す妻が、ついつい買ってしまうんですよね。BigCというハイパーマーケットに行った時、僕は初めて長男の泣きっぷりを堪能したのですが、釣られて僕も泣いてしまうほど、強烈な情熱を感じるわけですよ。よほど欲しいんだな、と。で、買っちゃう。
それで最近、次男もすっかり成長したな、と思いつつ、なんでも買うのはどうかと思い、先日は「ホン レン」と指差す次男を抱っこしながら、素通りしたわけです。
すると次男は「なんかいつもと違うぞ」と察知したのか、「ホン レン!ホン レン!」と連呼。必死だな、と笑いをこらえる僕。するとしびれを切らして泣き出した次第。「あ〜う〜きゃ〜ゲホゲホ、、、ウワァ〜ングエ〜ン、、、ゲホゲホ」と泣く次男を抱きながら、我慢も覚えないとね〜とつぶやく。
僕は本などで子育てを学んだことはないのですが、基本的には子どもが望むようにやらせるといいんじゃないかな、ってスタンスです。しかし、僕もやっちゃうのですが、たまに妻が長男に対して「これ買ってあげるから、宿題やりなさい」みたいな取引を切り出す場合がある。これはバランスが難しいな、と。というのも、「与えられるからやる」「与えられないとやらない」状態を生み出してしまうからです。
だからまず在り方、豊かな人生とはこういうものみたいなコンセプトがあって、それを示したり伝えたりするのが親の役目だよね、と。大人の役目、って言ってもいいのかな。ホントに子どもは、親とか大人のことを見ていますから。
それでコピーライティングの場合。
コピーライティングにおいてもコンセプトのほうが大事。たとえばスワイプファイルを手に入れたって、それだけではレジを鳴らす理由にはならない。そもそもコンセプトがズレていたら、読み手はいないようなものですから。
「スワイプファイルを与えられたからセールスレターが書ける」状態は、「スワイプファイルを与えられないとセールスレターが書けない」状態と同じじゃないか、と。
スワイプファイルや心理トリガー、描写テクニックよりも先に、誰に何を伝えるか。それよりもさらに先に、コンセプト。世界観というか在り方というか。
コンセプト、世界観があって→誰に何を伝えるのかが決まり→スワイプファイルや心理トリガー、描写テクニックが活きる。
こうで在りたいと、僕は思っています。
P.S.
次男のこの泣き顔が、僕にそっくりだと妻がいつも言います。どうもおサルさんのようになるところが似ているとか、、、
コメント
胸に刺さるお言葉でした。
しかと受け止めて精進いたします。
ありがとうございます。
あれ?そんな強烈な言葉書きましたっけ、、、
しかし、ありがとうございます!