こんなこと書くと「小野はどうしちゃったんだ?」とか言われそうなのですが、構わないのです。ほとほと、演じることで僕はよろしくない感情が充満してしまったのです。
ストレスのない生活を志すなんてとんでもございません。
ストレスのある生活こそ大事なのです。厳密には、飛躍するためには、ですね。
それはなぜかといいますと、ストレスのない生活なんてあった日には、自分が何をすべきなのかって見えてこない。まさに自由は秩序とともに、秩序は自由とともに、なのですね。
ストレスフルな環境に身をおくことではじめて、自分の価値観とかコア・バリュー、自分の器というものが見えてくるんじゃないかなって思っています。
大事なのはそこから逃げることでも、見て見ぬふりをすることでも、我慢をすることでもなく、まずは眺めること。そしてキャッチすることなんじゃないのかな、と。
何となく今の生活がイヤだな〜と思っていて、でも続けられないほどでもなくて。しかしそんな時に、セールスライター起業とかコンサルタント起業とかプロモーター起業とかを目にしてしまうと、コッチのほうが良さそうだ(ラクそうだ)。自分に向いていそうだ(なぜならラクそうだから)。コレならすぐにできるかも(しかもラクに)。こんなふうに思いがちですし、それは仕方がないことだと思います。
なぜなら、そういう風な気持ちになってもらうためにこそ、セールスレターやプロモーションを仕掛けている人たちがいらっしゃるので(全員ではないですよ)。
「辛いですよ」「ストレスバンザイ」なんて言ったって、それを求めて読み込んで購入する人なんてそんなにいないでしょう。だから、売る側からしてみたらきっかけを与えるためにも全力で売りにいくわけです。いいかどうかは、さておき、ですね。シュガーコーディングってやつですね。
シュガーコーティングしたからこそその商品を手にとって、人生が変わったという人もいるでしょう。だからそのやり方がいいかどうかは、購入した本人が判断すればいいことです。
しかしストレスを認識することができたら、その真逆を見るという選択肢が生まれる。すると、そこに自分の価値観やコア・バリューを認めることができるかもしれないわけです。
もちろんストレスはないに越したことないですし、僕はこの偏頭痛と早くお別れしたいのですが、それでもストレスを認識した結果、わかることってあるよね、と思ったので、
コレを書いておくことにしました。
くれぐれも、ストレスっていいよね、というわけではありませんので、誤解なきよう。
何事も、両極があるものですね。
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