心理トリガーは人により違う(特に男女は、たぶん)

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こんにちは。小野です。

先ほどまで妻が作ってくれたご飯を妻と一緒に食べていました。その時にフト気付いたことを書いておきます。

妻が言っていたのですが、今日はスゴくうれしいとのこと。別に僕が日本に戻ることをうれしがっているわけではなく、どうも僕にご飯を作ることがうれしかったみたいです。

普段はお義母さんが家にいるのですが、今日は長男を一緒に親族の家に行っています。お義母さんがだいたい毎食ご飯を用意してくれるので、いつもは妻と一緒にそのご飯を頂いていた、ということですね。しかし、今日は出かけているので、家には妻と次男と僕だけですから、妻がご飯を作ってくれたわけです。

それで、「今日はご飯を作ることができてうれしい」と妻がうれしそうに言うので、僕は「そうなの?美味しいよ、ありがとね」とか言うのですが、内心・・・

「変わったことをいうな・・・」

とか思っていたりするわけです。だって、ご飯作りたいなら普段から作ればいいじゃないとか思うので。

・・・こう書き出してみると、タブン僕に共感する人もいれば、反感を持つ人もきっといるでしょう。確かに、僕自身が僕の書き出した内容を第三者としてみた場合、「イヤイヤ!奥さんの気持ちを理解してあげたほうがいいでしょう」とか思うかもしれません。

で、思ったわけです。コレはまさに心理トリガーだな、と。セールスレターを書く際、ターゲットを決めてこのターゲットならこの心理トリガーが・・・とか考えるわけですが、男女により心理トリガーは違うでしょうし、もっと言うと僕と同じ傾向を持つ人でも心理トリガーは同じとは限りません。

しかしよくあるのは、自分と同じ人をターゲットにするから心理トリガーも同じだろうと思い込んでしまうことです。コレは、セールスを担う僕たちにしてみれば、とても危険な思い込みです。

ある冗談を言った時に笑う人もいれば笑わない人もいますし、場合によっては怒り出す人もいるでしょう。ある食べ物を食べた時に美味しいと感じる人もいればそう感じない人もいますし、むしろ美味しいかどうかではなく店員さんの注文のとり方で味を評価するような人もいるでしょう。

極端な例ですが、人がうれしいと感じるポイントは人により異なるんだな、とあらためて気付きました。僕たちは自分の意見を頭の片隅に追いやり、と言うか一旦消してしまい、人の感情や思考に客観的に、色眼鏡をかけずに眺める必要があるんだな、と。

セールスコピーをたくさん書くと経験値が増えますから、「このターゲットはこの心理トリガー」といった方程式のように書くこともあるでしょう。

しかし、少しは「ホントにそうかな?」と考えてみたほうがいいんじゃないかな、と思います。思い込みを貫いた結果レジを鳴らせないならば、失うものはあまりにも大きくなると思いますので。

P.S.
ちなみに・・・長男と次男が仲良く遊んでいたら、涙を流すくらいうれしいのは、僕も妻も同じみたいです。

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