一日開けて、続きを。
一昨日のブログでは、ワイルドサイドの島田さんが書いたブログでドキッとした、ということを書きました。しかし、そのドキッとしたところには触れずに話が終わってしまったので、今日はどこにドキッとしたのかを書きます。
一応確認ですが、セールスライターは食えない、と聞いてもドキッとしませんし、世の中で言われているセールスライター像からすると、食えないと同義だと僕も思います。虚像というか、それだけで「食える=稼いでいる」人を僕も知らない。月収で20万円から50万円あたりなら現実的に可能だと思いますが、これだと「食えない」レッテルを貼られてしまうんじゃないかな、と思う。
もっと華やかなものを、きっと期待しているのでしょうから。それに、時間と場所の自由もあるとはいえないかもしれませんので。
しかしやっぱりうまくいっている人、稼いでいる人ってやっていることは華やかでも何でもなく、すごく地味な作業を毎日やっているだけだったりします。
木坂さんの「7つの鍵」ライティングセミナーでお話した「月収1,000万円の男」ザキオさんに「うまくいく人とそうでない人の違いってどこにあるのですかね?」と聞いてみたところ、「地道に記事を更新できるかどうかだと思います」と話していらしたので。ライティングだってアフィリエイトだって、同じなんだな、と。
コレについては3月に予定しているセミナーでお話するつもりなので、よかったら今後のメルマガをチェックしてみてください。
それで、ドキッとしたこと。
これは、「何も得ていないのに情報発信するのはちょっと・・・」というところ。ベネマンのブログから何も得ていないのにブログを書き続けてきた僕にしてみれば、コレは僕への挑戦状なんじゃないか、とカナリ斜めから見てしまったくらい、ドキッとしました。
島田さんの書かれることって僕にとってはあわせ鏡みたいなものだったりするので、コレに限らずドキッとすることってあるんですけどね。
しかも木坂さんもそんなことを言っているときましたから、包囲されている感が満載。この展開が秀逸なんですよね。理解させることへの布石がさすがだな、と。見習おうと思います。
何はともあれドキッとしたことは事実なので、ちょっと考えてみたんですね。コレは一体どういう意味なのだろうか、と。
推測するに、主張のない一般論的なモノを書いても読まれませんよ、あまり意味が無いかもしれませんよ、ということかもしれません。セールスライティングの場合、心理トリガーとかスワイプファイルとか、ですかね。コレは確かにそうかもな、と思います。
何も成し遂げていない人がテクニック語っても、読み手には響かなさそう。どんなことでもそうなのですが、文章にはその人の生き方とか人生経験とかが出てきます。コレがいわゆる「深み」になる。経験が足りない人はそういう文章しか書くことができない。
何も成し遂げていないのだから、そういう知識を語ったって深みを与えられるはずがない。結果として、どっかで見たような文章とかが出来上がる。一般論的な文章とはこういうもの。
こう想像してみると、確かにそうかもな、と思います。
じゃあベネマンのブログってどうだったんだろう?と今度は考えてみました。
あれは経験を書いたブログなんですよね。やっていること、やってきたこと、どうなったかを書いたブログ。
そういう意味では一般論的なものではない。それに身も蓋もないですが、あれは読まれなくてよかったブログでした。ライティングの引き出しを増やすために、書き続ける場を用意しただけだったので。
実際、ベネマンのブログ単体では、収益を上げていなかったと思います。何回か、ダイレクト出版さんやアマゾンさんのアフィリエイトリンクから商品が購入されたくらい。ただ、コーチングの問い合わせが来たのは、ベネマンのブログからでしたから、だいたい1年の更新で収益をあげられる一歩手前の状態までは来ていた、という感じでしょうか。
何はともあれ、僕の基準では、ベネマンのブログはいわゆる情報発信ではないよな、と思っています。ライティングの引き出しを増やすためのブログ。読者がいなくても、書き続けることで引き出しが増え続けるためのブログ。
最後に一つ。
ドキッとしたからってそれをやめてしまうくらいなら、最初からやらないほうがいいと思う。
判断基準が自分という器の中にあるならば、他の人がそう言っていたからってそれを鵜呑みにする必要はない。
もちろん、素直に聞くというのは大事。それでいて、自分自身の主張を大事にした方がいい。
自分の判断で、誰もが真似できないレベルで何かをやり続けることも、いい人生をつくるものなんじゃないかな、って僕は思います。
P.S.
ベネマンのブログですが、復旧後アドレスが変わっています。一応、リンクを貼り付けておきますね。
http://benefitman.net/blog/html/
コメント
[…] ドキッとしたことを書く体力がなくなりました・・・ ドキッとしましたが・・・たぶん、この次の行動が大事。 これね。 sales-writer-kuenai-ne っていうアドレスがまたいいね。 […]