経験が言葉をつくり、言葉が現実をつくる。

「どうすればこのセールスコピーでレジを鳴らすことができるか?」

こう考える時、おそらく人は過去の実績や体験、勉強したことを思い出して「数字を入れることでリアリティを増せば・・・」とか、「オファーを強くすれば・・・」とか、「売れたセールスレターをスワイプファイルにすれば・・・」とか考えると思います。

コア・バリューや在り方、どう生きたいのかを書き出す時も同様で、過去の体験とか憧れる生き方をする人を思い出しながら行うんじゃないかな、と。

現在地点を知るという意味でこのアプローチ方法は必要だと考えているし、すでに望む生き方は知っている、脳の中に在る、という立ち位置からすると、過去にできたことを1,000個書きだすとかのワークはいい方法だよな、と考えています。

しかし一方で、現状を変えたいと考えている自分がいるのだとしたら、過去を振り返るだけだとそこに答えはないかもしれない。そんな風にも考えています。

なぜなら、「どう生きたいか?」を考える時、出てくる言葉はすべて「経験した言葉」だから。

経験した言葉とはこの場合、聞いたことがある言葉、書いたことがある言葉、見たことがある言葉、話したことがある言葉、思考したことがある言葉、カンタンにいうと、自分の引き出しから取り出せることができる言葉。

書き出す時も考える時も、出てくる言葉というのはすべて、実は自分が過去に経験した言葉なんだと僕は考えています。

なるほど、過去に経験したことを思い出したり書き出したりすることはできる。

しかし現状を変化させたいと考えた時、「どう生きたいのか?」を書き出したり考えたりすることができるのだろうか?

なぜなら、自分の引き出しの中にその言葉がないかもしれないから。

引き出しの中にフォークやスプーンがないのに、それらを取り出すことはできない。

自分がどう生きたいのかを書き出す時に、引き出しにそれを適切に表現する言葉がなければ、それを書き出すことはできない。

だからこそ、インプットは大事、ということになるんですけど。経験は大事、人生経験は大事、ともいえます。インプットがアウトプットの寮も質も決めるのです。

僕らの今は、ある考え方によっては降って湧いてきたようなものではない。過去からの連続した運動によって、今が在る。未来も同じでしょう。今の連続によって、未来がつくられていく。

自分で選択をする時、過去の経験から「清水寺に行こう」とか「天龍寺に行こう」とか決めますよね。これはガイドブックを見ながらの選択でも同じです。ある言葉を選択することによって、僕らは現実をつくっていく。

経験が言葉をつくり、言葉が現実をつくる。

なんというか、自分の中に言葉がなければ、変化した現実、未来などつくりだせないんじゃないか、と思うわけで。

だからこそ、自分のエゴを破り捨てて、人と出会ってその人が経験したことを何でも体験するって大事だと僕は考える。選択肢が増えるたびに両極を体験し、経験を増やす。自分という常識を飛び越えた経験を、他者の話をそのまま聞くことで増やしていく。

この本いいですよ、と勧められたらそれを読んでみるとか、この映画いいですよ、と勧められたらそれを読んでみるとか、ですね。

自分が知っている言葉で現実がつくられるわけですから、「どう生きたいのか?」を書き出すならば、まずは知っている言葉を増やすことから。インプットとアウトプットは車の両輪。

ちなみに人の話を聞くときのコツは、思考と思考のハザマに入ること。すなわち、自分の経験を捨てることです。自分の経験と自分の言葉を捨てること。

その人が言いたいように聞く。聞きたいように聞くのではなく。

明日はアートに興味を持ったことについて。これは、僕が言葉の通じない場所に一人で旅をするアプローチと似ていることに気づきました。

では、今日はこのへんで。

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