こんにちは。小野貴正です。
今朝の名古屋は雨模様です。神奈川の北西部に住んでいる母からメールがあり、「こっち大雪だけど新幹線動いているの?」とのこと。天気予報を見たら、東京は雨のようで、新幹線も動いているようですから大丈夫かな〜と思いますが。地元は冷えやすい場所なので、雪が割りと多く降る地域なのです(雪が降る場合、近隣と比べて、ですね)。
さて、今日はオープニング。ヘッドラインと合わせてリードとも呼びますね(確か)。
ヘッドラインの役割は見込み客をコピーに引きこむこと、つまりオープニングに引きこむことが目的でした。「ココにチャンスが隠されているかもしれない!(裏返すと、ココを見逃すとチャンスを逃すかもしれない!)」と、意外性とかのフックが脳に引っかかるように書きだすのが、ヘッドライン。
では、オープニングの目的は?
役割どころとしては本文コピーに引きこむこと。本文コピーとは読み手の抱える悩みの原因を探り、その解決策をプレゼンテーションするパート、と僕は考えていますから、
オープニングでは読み手の悩みや不安のあぶり出しや発見、そしてそれらへの共感が必要になります。読み手が自分自身の悩みや不安に気づき、それらに共感してもらうからこそ、「じゃあ、一体どうやって(この文章を書いた人は)これを解決するんだろう?」となる。こうなれば、自ずと本文コピーに目を移すことになります。
僕が割りとよく使うオープニングのスタイルは、ストーリーです。読み手のような悩みや不安を抱える人物を設計し、その人物の悩ましい日常を描くことで、読み手自身にも「あ、私もそんな感じだ、、、」と気付いてもらう。
例えばですが、サラリーマンとか会社勤めしている人を対象に、コンサルタントとして独立できる方法を教えるセミナーのセールスレターを書くとすると・・・
「今日も満員電車に乗り、iPhoneにイヤホンを差し込み、いつもの音楽を聴く。イーグルスのホテル・カリフォルニアだ。そして普段通りにため息をつく(と言うかため息が出てしまう、、、)。いつまでこんな生活が続くんだろう・・・今日も終電間違いないし、長男と会話することもできないだろうな・・・なんとか時間を自由に使えるようにならないだろうか・・・」
まるっきり同じ日常を過ごしている人は稀でしょうが、似たような日常を過ごしている人は大勢います。その方々が、「あ、私と同じだ」と思ってくれればいい。「私だけじゃないんだ」という気持ちが湧き出てきますので、読み手が親近感を持ってくれます(親近感だけじゃないですが、たぶんです)。
そして僕なら、こんなオープニングの後に
「・・・こんな毎日を過ごしているのは、あなただけではありません。」
と書くことが多いです。読み手の脳に侵入する。まさに読み手が「あ、私と同じだ」と思った時に、「あなただけではありません」と伝える効果は、読み手の信頼感を勝ち取ります(たぶんです)。
更にこの信頼感を確かにするために、これも僕がよく使う方法なのですが、データを出します。例えばですが、平均的なサラリーマンが1日に働く時間とか余暇の過ごし方とか。サラリーマンやっていて後悔していることトップ3のデータとか。
データの出典とともに(労働省とか中小企業庁とかの白書から引っ張るといいですね、上記のような例は)、事実を書く。すると、一層「私だけじゃないんだ」という気持ちを確かにし、恐らく自然と「じゃあどうやって解決すればいいんだろう?」「解決する方法はあるのだろうか?」と考える。
後は本文コピーの役割ですね。
ストーリーだけでなく、オープニングで使う文章のスタイルはいろいろありますが、特に多くの読み手を引きつけるなら、ストーリーが有効です。
ちなみにこのストーリー。あなた自身の日常生活から切り出して書くことも有効ですので、誰を主役にしようか迷ったら、あなたを主役にするといいのでは、と思います。
セールスライターがいろんなことを経験したほうがいいのは、ストーリーを書いてレジを鳴らすため、でもあるんじゃないかな。
コメント
小野さんこんにちは。
いい記事ですね。オープニングは個人的には一番難しいと思っています。セールスライター認定講座を受けて少しはうまく書けるようにはなったのですが。
ポイントが付くの面白いですね。今何ポイントかな?と毎日見てしまいます。
谷口さん
こんにちは。小野貴正です。
コメントありがとうございます。
お褒めくださり、光栄です^ ^
見込客に応じてオープニングはもちろん、
ヘッドラインも何を訴求すべきなのかは
違ってくるので、
いわゆる「リード」の引き出しはイロイロ
あったほうがいいと思います。
今後、僕が持っている引き出しは
メルマガとかブログ、
スタートアップガイド第2章以降で
お知らせしていきますので、
お楽しみくださると、幸いです。
ポイント、ありがとうございます!
もう少ししたら企画をお知らせしますので、
こちらも合わせて、お楽しみください。
[…] ・・・ということでした(1月30日のブログ参照)。 […]