1ヶ月に10本のセールスレターを納品するテクニック

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5月に経験した1ヶ月に10本のセールスレターを納品するテクニック。

これはアプレンティスの課題を除けば7本だったのですが、スキルにフォーカスするため毎月2本レビューしてもらうと決めていたので、そしてもう1本はレビューはしてもらわないまでも取材に行ってきた課題案件なので、書かないという選択肢はありませんでした。日中は会社勤務しながら、夜と朝、そして土日を使って書き上げたテクニックをお話しします。

あくまでも記憶に残っている範囲でですが・・・

5月はアプレンティスのお二人が紹介してくださったお客さんから立て続けに依頼が入り、かつアプレンティスの方向けにもセールスレターを複数書き、そしてアプレンティスの課題が3本ありましたから、少なく見積もっても10本、もしかしたら12本納品したかもしれません。これは、一次チェックのための納品ではなく、完成品の納品です。

アプレンティスの参加者から「よくそんなに書けますね」と言われたのですが、

これは実際に書き上げた自分でもよく書けたなと思えるような分量でした。

単純に1ヶ月に10本納品する場合、3日に1本納品することになります。1本7,000文字程度のセールスレター(ページ数ではA4サイズで言うと9ページか10ページくらいですね)の場合、1日リサーチして1日ライティングして1日寝かして編集、という感じでできなくはなさそうですが、

それでも当時は9時から20時近くまでは会社勤務していましたから、この時間にセールスレターを書くことはできません。せいぜいできたとしても、お昼休みに外に行ってリサーチするか書いたセールスレターの手直しをするかでしょう。

土日祝日に集中して書くと言っても、それはさすがに無理がありますから、平日の朝と夜の時間が鍵になると考えました。

そこで、僕が実際に行っていた時間の使い方とライティングテクニックをお話しします。

*全案件の納品日を書き出し、スケジュールを設定した

まず、全案件に納品日は決まっているので、それをスケジュール帳に書き出しました。その上で、各案件の進行を「パーツ」に分け、そのパーツを仕上げる日を中間目標のようにスケジュール帳に明記し、そのスケジュール通りに進行するようにしました。

パーツと言っても非常にシンプルで、それは「プレット・ライティング」と「全体ライティング」のみです。ただし僕の場合、この「ブレット・ライティング」に進行を早める秘密があって・・・

*リサーチしながらなんとなくでも「ブレット・ライティング」を行った

コレが進行を早めたコツなのですが、オーディオや映像なら「二度見」、書籍なら「二度読み」をしなくても済むようにしました。ブレットを書くと言ってもリサーチしてすぐにベネフィットが書き出せる場合もあれば、書き出せない場合もあります。ですから、「項目だし」のみであってもページ数や映像のタイムコードとともに書き出しておくようにしました。二度読みや二度見することになっても、時間を最小限に抑えるためです。

コツを掴んでくると、最初は項目出ししかできなくとも、書き出していくに従って全体を鳥瞰できるようになりますから、その商品やサービスが「誰に何を約束するか」が見えてきます。そうしたら、最初に書き出した項目もブレットとして追記することができる、というわけです。

ちなみにブレット・ライティングを並行して行うため、基本的には電車で書籍や映像のリサーチは行いませんでした。電車の中でやったのは、リサーチ後のライティング(iPhoneを使って、Evernoteに打ち込みました。潜在意識を使ってコピーを書く、という状態です)、ふと湧いてきたアイデアのメモ(コレもEvernoteに打ち込みました)、クライアントの打合せオーディオの確認か再確認(リサーチとは別に打合せのオーディオを寝ながらでも聞きました)だと思います。あとは基本的に、レネゲイド・ミリオネア・システムかコピーライティング&セールスマインドトレーニングを聞いていました。

なお、コレも大事ですが、ブレット・ライティングは手書きで行っていました。ニーモシネ・ライトが横に長くて切り取りやすいので、ひたすらコレに書いては切り取って保管し、書籍なら1枚か2枚、映像なら4枚から5枚使って書き込んでいきました。手で書くことにより、潜在意識にインプットされ、数日置くと潜在意識がコピーを書いてくれるわけです。ですから、

*基本的に、ブレット・ライティング後は数日待ってから全体ライティングをした。ただし、納品日だけは毎日見ておいた。

こうすることで、納品日までに潜在意識がコピーを完成させようと動いてくれます。スケジュール帳を見ればいつブレット・ライティングを行い、いつ納品するのかが明らかですから、マスタープランに基づき、毎日の課題を書き込んだり毎週の目標を書き込んだりする際にも、常に納品日を確認できるわけです。ちなみに、全体ライティングの時間は早ければ2時間、大体3時間から4時間で、長くとも6時間みれば7,000文字程度のセールスレターなら書けますから、書く時間も計算に入れておくことができていました。

*必ず睡眠を取るようにした。

この時はすでに潜在意識が書く力を知っていましたから、とにかく潜在意識をフル活用していました。ですから、よほど切羽詰まっていない限り徹夜をせず、睡眠をとるようにしていました。僕は朝の日課を行うために、4時おきを習慣化していたのですが、仕事で夜遅くなって朝4時に起きることができなかったとしても、潜在意識が睡眠を欲しているんだ、と考えるようにしていました。ジョン・カールトンの言う、1日8時間寝てうまくいかなくても、6時間にすべきだったと考えないでください、人間は10時間の睡眠が必要と科学的に証明されています、という話もリラックスするのに役立ちましたね。

*日課を優先して必ず行った

セールスライティングスキルで独立してやっていく場合、なんとなくですが仕事とはいえセールスレターを優先するよりも、コレまでにスキルアップのために行ってきたビジュアライズや写経を優先して行ったほうがいい気がしていました。今思えば、『7つの習慣』の「第2領域」だからなのですが、当時はそれと気付かず日課は必ずやっていました。ブログの更新もそうですね。たぶん、レネゲイド・ミリオネア・システムを聞き続けたおかげでもあると思います。既に受注しているものよりも、これから売るものを優先する。もちろんいいモノを納品して継続案件を受注するというのも大事ですが、いいモノを納品するというのは仕事として当たり前ですから、それ以上にスキルにフォーカスして新たな受注ができるようにした方がいい、ということです。

アプレンティスの課題を出し続けた理由の一つに、コレもありそうな気がします。

*夜の仕事場所を確保した

当初は仕事後にスターバックスに行き、必ず22時までライティングを行うようにしていました。その後、お客さんとの打合せをスカイプでやるにしてもスターバックスではやりにくいことに気付き、ビジネスラウンジのようなスペースの月額会員になりました。確か14,000円前後の金額でしたが、当時はコレを払ってでもライティングできるスペースを確保したほうが時間を有効に使えると考えたということです。9月末まで借りていましたが、特に7月いっぱいまでは結構使っていたと思います。

家に帰ると寝てしまうため、22時まで必ず書く、と決めたのはよかったと思います。

*ブレット・ライティングは1日に複数行い、それぞれ一気にやらず、今日はここまでと決めてやるようにした。

コレも大事なのですが、潜在意識でコピーを書く以上、いつ潜在意識がコピーを書き出すかまでは厳密にコントロールすることができませんから、あらかじめ複数のリサーチを並行して行っておく必要がありました。ですから例えば、案件Aは100ページまでリサーチし、案件Bは2枚目までリサーチをするというふうにスケジュール設定し、ブレット・ライティングを行っていきました。全体ライティングする時はその案件に集中したほうがいいと思います。潜在意識が加工としている時は、そのまま書かせることが、時間を有効に使うためにも大事です。

大体、こんな感じです。

一言で言ってしまうと潜在意識を使ったライティングテクニックなのですが、たぶん多くの人はいきなりコレをやってもできないと思います。

少なくとも僕は2014年5月までの時点で、写経は毎日続けて100本を超え、1日1,000文字以上のブログ記事更新を毎日続けて400本は超えていましたから、潜在意識を鍛え続けていた、ということです。

これこそ僕が写経とライティングを毎日行ったほうがいいという理由なのですが、普通はなかなかできないですよね。

でももしあなたがセールスライティングのスキルを伸ばしたいと思うなら、僕と同じことやればいいだけです。

しかもコレは、誰にでもカンタンにできますから。要は、やるかやらないか、なんですけどね。

コレほど効果が明らかなスキルアップ方法ですから、もしセールスライティングスキルを身につけたいなら、ひたすら書き続けることです。

参考になればうれしいです。不明点あれば、ぜひ質問などください。

次章は、成果報酬のワナ、についてお話しますね。

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