ほうっておく。

ビート・ザ・コントロール
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妻が健康診断に行くことになりまして、それに付き合っている間はMacを取り出して、病院のフードコートや近所のスターバックスで仕事。

タイの病院はいわゆる医療ツーリズムに力を入れているところもあり、妻が訪れた病院は長男の同級生の親御さんから聞いたところで、バムルンラードとかサミティベートという日本人にとっても著名な病院ではありませんでしたが、雰囲気を見るとなかなかに流行っている様子。

3時間か4時間で診断は終わり、結果の出たものについては最後の触診担当の医師が診断結果の紙を開いて見せてくれるわけですが、結構あっさりとペラっと見せてくれるので、その結果を見て安堵するとかそういう雰囲気はなく、テンポが良くてあっさりしていて、タイっぽいな、なんて感じました。

健康診断後はコンドミニアムに帰り、妻が長男を迎えに行くので、僕が次男を迎えに行くことに。

幼稚園に着くと先生が僕の顔を見て次男を呼んでくれまして、次男は妻がいないことを確認してから車に乗り込み、いつもどおりおやつ代わりのミルクを飲む。

コンドミニアムに帰るとまだ妻は部屋におりまして、これからバイクタクシーで長男を迎えに行くとのこと。

この時、おもしろいやりとりがありました。

妻がMacを触る僕のところまでやってきて、次男が一人で着替えている、と。

え、一緒に暮らしているのに一人で着替えているのはじめてみたの?

と聞くと、そうだとのこと。

実は昨日だったかな、次男が一人で幼稚園の制服を脱いでいるのを見て、なんだひとりでできるじゃん、こうしておとなになっていくんだな、という感想を持ったのですが、

まさか妻は今日はじめてみたとは。

昨日もひとりでやっていたよ、と妻に伝えると、

「私は急いで着替えさせちゃうから・・・」

と言っておりまして、そりゃごはんだって着替えだってセカセカしたら手を出しちゃうだろうと。

昨日の長男の宿題もそうですが、個人的には「ほうっておく」というのが必要だと考えておりまして、ほうっておくと子どもは自分で考えて行動してみるんじゃないかなと考えています。

引き出しが閉まらないとみたら次男は棒を取り出して、奥の方をチョンチョンやっていましたから。

良かれと思ってやっていることでも、後々を考えたら良くないことってある。

僕たち大人でもこれは、そうだなぁ、と。

先回りして手を差し伸べてくれる人は、もしかしたら当人の成長や変化の機会を奪っているのかもしれない。

そういうことも鳥瞰して判断できるといいな、と思います。

日々、鍛錬です。

今日のバンコクは晴れのあとで夕方に雨。昨日もそうだったかな。

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