台北にいます。
先日食べることができなかった胡椒餅を食べようと考えたことが、マイル特典で台北経由の往復航空券と交換しようとした動機の一つではありますが、梨山烏龍茶を再度購入したかったことも動機です。ちなみに帰りは仁川経由なので、初の韓国上陸です。入国は時間上しないかなと思いますが。
バンコクから台北に飛ぶ便は桃園国際空港到着になるので、MRTを利用して移動。
改札口で気づいたのですが、バンコクのエアポートリンクやMRTと同じ自動改札機です。プラスチック製のコインを切符がわりにする改札機ですね。
ということは、自動改札機を納入している企業はバンコクも台北も同じなのかもしれません(調べたところ、わからず・・・)。台北の車両はチェックしていませんが、確かバンコクのMRT車両はドイツのシーメンスが担当していたような・・・。上海のリニアモーターカーもだったかな・・・(あとで調べたところ、台北の車両は川崎重工で製造されている模様。上海のリニアモーターカーはシーメンスを含んだ合弁企業が担当。台北の地下鉄は円借款が活用され、日本企業が土木を担当しているようです。桃園空港から台北駅までの路線は「日本連合」として丸紅・川崎重工業・日立製作所が、シーメンス連合とアルストム連合と応札し、鉄道システムと車両基地建設受注したとのこと。ただし、その後機材調達先が日立からイギリスの企業、そしてそれを吸収したシーメンス・モビリティに変わったと。うーん、そんな話を当時聞いたような気もします)。
台湾の新幹線は日本が受注しているので、新幹線を日本で利用する僕たちにとって馴染みのある車両ですが、日本の鉄道技術はすごいと評価されているように聞こえても、実際に海外で受注できるかどうかは別物だったりするようです。土木は受注しても、車両は受注できなかったり。
以前、外国の鉄道入札案件に関わったことがあり、その時のことを思い出してみると、自動改札機、車両、信号システム、線路づくり、トンネル造りなどの土木、橋梁づくりなどなど、えらい多岐にわたる項目がありました。
だから、主体となる企業はそれぞれの分野に詳しい企業と組み、入札に参加します。
ですから自動改札機がバンコクと台北で同じだとしても、車両まで同じ会社かというとそういうわけでもない。
入札は、コレは本当に私見なんですけれども、ロビー活動で決まる側面もあると感じています。情報戦です。あの陣営はいくらでまとめてくるとか、そんな感じです。
日本の企業の力量は、海外の鉄道とその後ろ側を見ると感じられるかもしれません。意外に、車両のような目立つところではないところで、日本企業の名前を今回調べたら発見できました。
ODAによる橋などの建築物は、タイなどでよく見かける記憶があります。
さて、16:00に胡椒餅が焼きあがるそうなので、そろそろいってきます。
注文時、僕が日本語を話すからとお店の人が隣の手芸店からおばあちゃんを連れてきて、そのおばあちゃんが通訳してくれたんですけど、
えらい聞き取りやすい日本語で、キレイな言葉でした。
P.S.
このブログ記事、胡椒餅を待っている間に他の屋台で座って書いたものです。あらためてリサーチしてみると、自分が思い込みで書いていたことがよくわかります。カッコを付けた箇所はインターネットで調べて加筆しましたので合わせてお読みください。しかし、思い出すものですね。あらためて調べてみると。
コメント
タイのMRTは、ブルーラインもパープルラインも、日本の円借款で建設されています。駅構内か周辺通路にプレートがあります。車両はシーメンスだったと思いますが。
いたさん、ありがとうございます。
今度プレート探してみます。車両はシーメンス。
車両がシーメンスだと他もシーメンスに見えてきます・・・。
個人的にはあの硬い座席がシーメンスイメージです。
私見たっぷりですが。