先ほど、タイでも新年を迎えまして、2018年の1本目を書いています。
一年の計は元旦にあり、といわれていますので、これを誰が話したのかは知らないけれど、祖先たちの言い伝えに敬意を払い、1月1日に1つの目標を設定しよう、ということを提案です。
2017年の12月31日は妻から「一緒にタンブンに行かないとサヨナラグッバイだよ?」と言われたこともありまして、ラーチャブリー県にあるお寺でタンブン。
人とお金に関する話をお坊さんからされたのですが、それは2017年に感じていたことでもありました。
だからフランクリン・プランナーには「やらないことリスト」として書いておき、その後にお坊さんからのアドバイスを受けて、やっぱりそういうものなんだなと、「人とお金との付き合い」を再確認する機会になりました。
「どういう状態で在るのか、それを頭のなかにおいて呟き続けてください」
こんなことをお坊さんから言われまして。そこで、多分邪気祓いというか清めるというか、バケツいっぱいの聖なる水を頭からお経とともにかけられている間(ビショビショになります)、この時大きく3つのテーマで「こういう状態で在るぞ」と呟いていました。
水を被る清めの儀式が終わり、次に紐と妻と僕と金の仏像を繋いでのお経がはじまるわけですが、この時こんなことに気づいたんですね。
たとえば、家族が健康でありますように、とか、いい人と一緒にいられますように、とか、これって「いい子ぶっているんじゃないか?」と思ったんです。
家族の健康とか、いい人に恵まれるとかはアタリマエのことではありませんが、これって僕が能動的に動いたってどうにもならないじゃん、とは今思ったのですが、それよりも大切なことが在るだろう、って気づいたわけです。
ああ、そうか。これを目標にすれば、家族の健康とかいい人に恵まれるということは、能動的に動くことで実現できるようになるよね、と。
それに気づいてからはある1つのことをお経の間ずっと呟いていました。
もともとこのひとつの目標は、フランクリン・プランナーに書き出してあったのですが、タンブンのおかげでよりストンと身体に入ってきた感があります。
目標を設定する時、アレもコレもと出てくる人はいますし、全て目標にしてすべて叶えてもいいかと思いますが、
僕の今回の経験からすると、アレコレもと出てくる目標は、あるたった一つの目標を達成することで実現できるものもあるんだと感じました。
2018年の目標を達成するために、ある1日の課題は複数出てくるかもしれません。しかし、2018年の目標や半年後の目標、1ヶ月後の目標と1週間後の目標は1つがいい。
たった1つの目標を設定するとしたら、どんな目標にしますか?
その目標を達成することで、他に実現したいものが実現できている。
そんな目標をひとつ、1月1日に設定してみることを、オススメします。
頭が軽く、透き通るように冴えますよ、きっと。
P.S.
ラーチャブリー県の親族が住む街でカウントダウンパーティーの様子を。
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