明日から上海ということで、今日がバンコク最終日。
2週間後には再びバンコクに戻り、その後はプーケットに行く予定なので、上海と東京には私用とセミナー参加、そしてLicense to beatのセールスライティングクラス開講のために戻るという感じです。
インドに行ったこともあり、9月の移動距離は初めての体験も含んでいますから、身体的にはいい月だと考えておりまして、
プーケットへの家族旅行も初めてですから10月もまたいい月になるよう、動いています。
先ほどまでバンコクは雷がなっており、次男がいつもと違って近寄ってくるので、「雷が怖いとは、かわいいやつめ」とか思っていたところ、
たしかに雷を怖がってはいるのですが、小さい声でミルク飲みたいと言うなど、怖さよりも食い気という感じで、なかなかの頼もしさを感じています。
しかしよく光ってよく鳴りますね、雷。
日本でも見かけますが、見事に稲妻がほとばしるという感じの光でして、一見の価値はあるんじゃないかと考えています。
さて、コンディションについて。
身体的にはコンディション、精神的にはモチベーションとか言うこともありそうですが、できる男はそもそもコンディションもモチベーションもないなぁ、と思う次第。
例えば受けた仕事があるとして、それをコンディションとかモチベーションを理由に「納期に遅れました」とか「イマイチなのですが」とか言っていたら、それはクライアントに対して礼を失しているのではと。
そう思ったりするわけです。
かくいう僕も、納期に遅れることはありますし、事前にそれをお詫びすることはありますが、記憶する限りコンディションやモチベーションを理由にすることはない。
う〜ん、100歩譲ってコンディションは風邪とかそういうものもあるのでしょうから、やむなしかもしれません(しかし睡眠不足とかは違うなぁ。自律でいけますからね)。
しかしモチベーションに至っては、なんだよそれ、って感じでして、単にやらないこと(やれないではないです。やらないです)を正当化しているだけだろうよ、と。
そう思うわけでして。
モチベーションなる言葉が登場して15年以上は経つと思いますが、仕事をしないことややるべきことをやらないことを言い訳する際に、この言葉ほど利用頻度が高い言葉はそうないと思います(私見です)。
モチベーションという言葉について話しはじめるとキリがなく、それほど僕はこの言葉を使うことを避けている。
もう一つ言うと、例えばですが何かの仕事を引き受けたり課題を行ったりし、それを納品したり提出するときってあるじゃないですか。
そのときに、
「曖昧かもしれませんが、とりあえず書き出してみました」
「意図とは合わない可能性もありますが、提出します」
「おかげさまで仕事に対する課題が見えました」
などなど言わなくてもいい一言を加えて送ってくる方を眺める度に、
なんと自意識が過剰なんだろう
と残念な気持ちになります。
なぜこれらの言葉を加えるのかというと、それは相手への配慮ではない。自分可愛さに自分を守るための言葉だと感じるからです。
僕は自分を評価する必要はありません。自分を評価するのは他者ですよ、というふうに話すのですが、
「曖昧かもしれませんが、とりあえず書き出してみました」
「意図とは合わない可能性もありますが、提出します」
「おかげさまで仕事に対する課題が見えました」
これらは自分で自分を評価しているに過ぎない。
「曖昧ですよね」と言われて傷つきたくないからこそ、「こんな曖昧なことしか書けないのか」と相手に思われたくないほど妄想力が豊かだからこそ、勝手に自分で自分を控えめに評価しておき、そういう言葉を言われても傷つかないための防衛線を張っている(そもそも相手は、そんな風には思いません。ただいい仕事したかどうか、課題に対する回答がいいかどうかを判断するだけです)。
こういう方々を見かけることは、少なくありません。
精一杯の力と時間で納品したり提出したりして、あとは相手に委ねればいいんじゃないかな、とそういう方々を見かける度に、思うワケです。
誰かに気に入られたいからそれをやっているワケじゃないだろうよと。
自分の人生にとって大切だからこそ、それをやっているんじゃないかと。
なんというか、自分を一番大切にするというか、一番大切なことを一番大切にするというか、そういう大切なことをすっ飛ばしている感じがするので、
コンディションやモチベーション、もろもろの不要な自己評価を見るたびに残念な気持ちになります。
じゃあ、実際に体調がよろしくなくて納品できなかったらどうすればいいか?
そのときは四の五の言わずに、
「申し訳ございません」
と謝ればいいんじゃないかな、と思います。
少なくともいい人生を送っていると感じる人たちは、四の五の言わない。
だから、信頼されるんじゃないかなぁ、と僕には思えますけど、いかがでしょう。
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