いのちのバトン。

ビート・ザ・コントロール
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昨日の続き。なぜ独立起業を考えたのか。

父の3回目の選挙を前に、2年半お世話になったリクルートを辞めて選挙応援し、今思えばこの時に配ったチラシやはがき、街頭演説などは今やればもっと得票数を得られるやり方を考えるだろうなと気づきますが、当選したあとはバックパックを持ってタイへ。

いわゆるバックパッカー的な旅のキッカケは、その2ヶ月前に経験した上海訪問でしたが、このあたりの話は『単身赴任サラリーマンのスキルの秘密』を編集して加筆する予定ですので、機会があれば手にとってみてください。

3ヶ月の旅から日本に戻ると、バックパックを持っての旅を勧めてくれた先輩から「小野くんも一緒に京都に行かない?」と誘われ、2つ返事で京都へ。

一緒に暮らしはじめた皆さんのほか2名で年末に会社の立ち上げをすることになるのですが、ひとまずは生活をしようとその先輩にお願いしてホットペッパー京都編集部の採用面接を受けさせてもらうことに(リクルートの先輩でした)。

業務委託契約を結び、担当した仕事は飲食店にホットペッパーへの掲載を営業する仕事。飛び込み営業です。

途中飛び込みのし過ぎか頭痛が3ヶ月治らなくなり、休ませてもらってタイに行ったら瞬間治ってしまったという現象を経験しまして、「オレの人生のベクトルはタイだ」となりました。

しかし、業務委託とはいえ、基本会社に出勤しなければなりませんから、思うようにタイにいくことはできません。

そんな時、京都へ誘ってくれた先輩が結婚式を挙げることになり、出会いのプロフィールスライドを作ってくれないと頼まれます。

パワーポイントの扱いは企画書の作成と、歓送迎会でのイベント企画で慣れていましたから、20分ほどのプロフィールスライドを写真と音楽とエピソードとで作成し、披露宴で上映。

60名か80名か覚えていませんが、恵比寿で披露したその映像にほとんどの人が涙を流す姿を目撃し、当時一緒に住んでいた会社の代表に「コレでタイにいけますかね?」とつぶやくと、その代表は酔っ払って頭と足が逆の位置になりながらも真顔で「小野くんが本気でやればいけるよ」と背中を押してくれまして、その会社で新事業としてプロフィールスライド事業を開始。

関西のゼクシィに広告を掲載し集客を開始。代表とゼクシィの制作担当に恵まれまして、タイに行けるまでになり、タイで結婚式を挙げてきました。

しかしその後、思うところがありまして、プロフィールスライドの事業を閉じ、法人事業の担当になります。

法人事業の業績が良くなればかつてのようにタイに行けるだろうと思い、朝から晩まで働きましたが、事業の業績が下がることもあれば、上がることもあり、なかなか会社全体の業績をグンと伸ばすことができず、気づいたら5年が経過。

長男は3歳になろうとしていて、次男が生まれようとしていた時、長男からの知らないおじさんをみるかのような目にオレはこういう人生を送りたいわけではない、と気づきまして、この時はじめて独立起業を決意しました。

タイで子どもたちと妻に生活してもらいたいと考えていたので、独立起業しないとそれは実現しない。もちろん、タイで採用されるという方法もありますが、時間を自分で決めるということはできないでしょう(厳密な意味で)。

だから僕の場合は、独立起業する必要が生じたから、独立起業をした、というものでした。

このあたりの話は、「ビーコンライブセミナー@東京」で話しているので、いずれマイルか何かで交換できるようにしたいと思います。

今振り返ってみると、大学時代の塾講師バイト、バックパッカー、プロフィールスライド作成という、僕がウキウキと行動していた頃というのは、自分で決める、という環境にいたときでした。だから、独立起業という手段は僕にフィットしていたのかもしれません。

しかし、必要には迫られなかったですよね、子どもができるまでは。

38歳で、僕は自分の中から湧いてくる声を聴きとり、実行しました。社会人、というよりも経験から、独立起業という選択肢が出てきたのだと思います。

到達すべきゴールがあって、そこに向かう道筋が明確に見えているならば、それを実現するほうを選ぶ。もし見えていないのであれば、目の前のことからやっていく。

糖尿病になれば糖尿病の記事をかけるでしょうし、糖尿病は誰もがなる病気ではない。コレはたとえですが、体験した人にこそそれを伝えることができる、と僕は考えています。いや、体験した人じゃないと、伝えることはできない。

自分の目の前に現れた壁のようなもの、あるいは選択肢のようなものを選んで進んでいくことで、自分の本分に気づき、やりきることで自分の本分をまっとうする。

僕はひとりひとりに本分がある、ということを信じています。だって生まれも育ちも違うんですから。皆揃って同じことをいい、同じことを志向するほうが変だろう、と思う。

みんな違ってだからいい。違うことを讃えよう、です。

だから、自分がどうしたいのか?自分の目の前に現れている壁、選択肢はなんなのか?

道筋が見えているならば、独立起業もいいしあるいは就職もいい。

道筋が見えていないのであれば、学生のうちにいろんな体験をしておくこと。今だからやりやすい体験をしておくこと。

それが、経験として身体にのこり、言葉になり、思考をつくり、行動をつくります。

独立起業した方がいいのか、社会人経験した方がいいのか。答えのようなものも見えてくるかもしれません。

今自分が考えていることは、これまでの経験によるということ。そしてその経験には、いろいろな人々との触れ合い、コミュニケーションを通じて身体に染み込んでいるということ。

だから、独立起業した方がいいのか、社会人経験をしてから独立した方がいいのか、という疑問を持っている事自体、大切にしてほしいと思います。皆が皆、そういう疑問を持っているわけではありませんし、疑問は同じであっても「なぜ」は違うんじゃないかなと思います。自分で考えて、選ぶ。

自分自身が受け取ってきたバトンからどういうメッセージを読み取り、選択するのか。そして、次の皆さんへと手渡していくのか。

お会いできる日を、楽しみにしています。

見当違いの文章ではなく、、、お役に立つ文章であるといいのですが・・・。

ありがとうございました!

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