自分を許せないとはこういうことだ。

ビート・ザ・コントロール
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羽田空港から新千歳空港へ移動し、バスに乗り換えてテイネへ。

この学校法人さんのオープンスキーは毎年同じところで開催されるようですが、確か以前もここでスキーをしたな、という既視感を、山の最上部で覚えました。

確か以前スキーをしたのは8年前か9年前。結婚する1ヶ月前に参加させてもらったものだから、スキー後の夕食時に「来年は結婚報告をしにやってきます」とか挨拶した記憶が。

いずれにしても8年か9年ぶりのスキーだし、久々のレンタルスキーだしということで、足元のユルユル感は感じながらも、ひとまずは最上部からゆるやかな斜面を疾走しようとスキーを前に進めてみました。

思いのほか、身体はスキーのやり方を覚えているようで、自分で言うのも何ですけれどもなかなかいい感じで滑降。

しかし・・・あっという間に息が切れてしまって、太ももの筋肉が痛い。

ついでにこれまで着ていたスキーウェアもなんかおなか周りがキツイ。

認めたくなかった現実を目の前に突きつけられたような気分になりました。

体力の衰えというか、身体の衰えというか、そんな感じ。

これはスキー板のつくりにも関係があるかもしれないけれども、スピードがでるにつれてターン時の弧を描くエッジがズルズル滑り、いわゆるスキー板がバタつく状態に。

足の筋肉とか、身体の姿勢とか重心とかを低くすればエッジをさらに効かせてそのたわみの反動を利用し、

ターンの度に加速していくものだと僕は考えていましたが、そんなふうに滑ることが果たしてできたのだろうかと失笑してしまいました。

かつては斜面を疾走していたにも関わらず、今やゆらーりゆらーりと滑る。

8年前とか9年前に比べたら歳をとっているわけですし、その分できるようになったこともあるけれども、

かつてできたことができなくなってきてることには恐怖を感じましたし、それに満足するようならば自分を許せない。

そんな気分になりました。

とりあえず3本滑ってからゼエゼエ言いつつ、

特にお腹は減っていなかったけれどもスキー場にきたらカツカレーだよね、という合言葉をもとにカツカレーを注文。

・・・しようと思ったら、ジャンボカツカレーなるものを発見し、それがテイネ名物とか書いてあるものですから、まあ大盛り程度だよねということで注文。

しかしジャンボカツカレーのライスを直径30センチのお皿に高々と盛り上げていくおじさんを眺め、そして2枚のジャンボカツを乗せてカレーをなみなみと掛ける様子を拝見していたら思わず、

「かなりのボリュームですね・・・」

とため息とともに脱力感が僕を襲ってきました。

普通のカツカレーでも多めだと思いますが(この店は)、それを2倍。

なんだこれは、大食いチャレンジでもしにきたのかと思うほどのドッシリした量を前に、いやいや、かつてはこの程度ぺろりと食べられたはずだと食べはじめ、完食。

3本滑って自分を許せなくなり、お昼を食べて完食こそしたものの体力を奪われ・・・鍛えねばならないと決意し、その後は4本滑ってきました。

これまでも筋トレしようとか体力つくりしようとか考えてきましたが、今日みたいに自分を許せなくなったからそれをはじめた、と言うのは過去になかったな、そういえば。

子どもの運動会で活躍できる父でありたいと思っていたものの、どうも運動会で父親が疾走する機会ってないっぽいと気づいてからは、身体をつくることに情熱を感じていませんでしたが、

やっぱりスキーとか好きなスポーツをする時にはかつてのようには滑りたいと思う。

というわけで、身体はくてくてでおなかはぱんぱんなんだけれども、メラメラと闘志は湧き出る札幌初日でした。

これから学校法人の皆さんと、ジンギスカンを食べに行ってきます。

その後はイノックさんのところへ。

そして明日は、キロロです。

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コメント

  1. より:

    お言葉に甘えまして再登場。

    小野君!!
    アルジャーノンに花束を、は読みました?確かドラマにもなってましたが。あれは知能の話でしたが

  2. より:

    ぁ、書き途中で送信してしまった…

    (続き)
    体力についても言えると思います。どういうことかというと、体力が衰えていると自覚できるくらい運動できる体力があるうちは自分で対処可能ですがいずれ必ず自分で体力の衰えを測ることができないくらい体力が衰える時期は必ず来る、ということです。日頃どれだけ体力維持、健康維持を意識してるかでその時期を遅らせることができると私は思います。ご参考までに。

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