今週末に名古屋で講座を開催するということで、現在セミナールームを予約し、その他の活動場所を検討中。明日には、会場案内できるかな、というところ。
「発想は移動距離に比例する」とは島田さんから聞いた言葉ですが、高城さんかなもともとは、これは僕自身体感しているところでして、行く先々の場所、人、体感が記憶に増えるほどに、アイデアは湧きやすくなるように思います。
飛行機に乗っていて、ふとメモを取りたくなることは時々訪れるので、カバンを手荷物入れに預けても、ペンだけは肌身離さず携帯するのは、たぶんそういう理由です。
現在は東京・名古屋・大阪での開催となっておりますが、頭にあるのは上海・バンコク・イスタンブールでの開催。
特にイスタンブールは14年前の6月以来、訪れていないので、気になるところです。
ギリシャのロドス島からスピードボートに乗り、トルコのマルマリスへ入ってその後はアンカラ経由でカッパドキアとサフランボル。
その後に行った、トルコ最終地点のイスタンブールでは、東洋と西洋の融合というか調和というか、そんな感覚を覚えたことは、今でも胸に去来します。
人づてに聞いた話ですが、トルコやブルガリア、ルーマニアなどは混血が進んでおり、そのせいか人は目鼻立ちがくっきりしていて美男美女が多い。
そういう視点を知ったのはトルコを訪れてからですし、これは私見ですけれども、タイでも中国でも、混血というのはたぶん普通にある。僕の妻は、僕が知る限りですけれど、タイと中国のクォーターになりますから、日本のような(厳密にどうかはさておき)環境のほうが、実は珍しかったんだろうな、とも気付きました。
新しい視点が入ってきた、ということですね。コレもたぶん、発想は移動距離に比例するという恩恵だと思います。
14年前の旅においてハイライトすべき箇所はたくさんありますが、中でもトルコでの出来事というのは、今僕がこうしてビート・ザ・コントロールでいきましょうと話す、直接的なキッカケになっているのかもしれません。
トルコでの出来事とはなんなのか、というのは置いておきまして、この国を僕がおすすめしたい理由というのは、その食事の美味しさにあります。
トルコのパンは世界一美味しい、とはいっても僕の感覚だと、フランスとかのほうが美味しいんじゃないかなぁ、というのが14年前に思っていたことですが、トルコに入ってからはそれが変化しました。
トルコのパンが、世界一美味しいと思います。ただし、僕が訪れた国の中において。
もちろん、お店によっては美味しい、例えばタルマーリーとかですね、そういうパンはありますが、トルコのパンは、国文化として美味しい、っていうんですかね、中国だったら中華が美味しいじゃないですか、日本なら和食(とカレー)、そういう意味で、パンが美味しい。
ラフマジュンという、コレは厳密にはパンではないかもしれないですけれど、薄いピザのような生地に生野菜を載せ、その上にレモン汁をぎゅーっと絞って塩コショウをふって食べる。
コレ、実は僕、食べる機会がなかったんですけれど、初めてマルマリスで食事をした時、僕の話し相手だった呼び込みの男性がコレを食べていたんですね。
それが美味しそうで美味しそうで・・・イスタンブールでは食べたい、と思っていたんですけれど、いわゆるピザもハンバーグも煮込み料理も、普通のバケット・・・フランスパンですね、これらも抜群に美味しいので、ラフマジュンは食べずじまいでした。
トルコに行くならば、日本とトルコの歴史を知っておくとその楽しみは一層かと思いますが、ただ美味しいものを食べる、というのもトルコの醍醐味だと思います。
そんな経験をして14年。
6月が来ると、思い出しますね、トルコの青空と街並み、人懐こい人々の目、そして地中海の東北部・・・エーゲ海の青さを。
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