神奈川に戻ってきました。
昨晩はJALの深夜便でバンコクのスワンナプーム空港を離陸し、朝6時に関西国際空港へと到着。
羽田か成田の直行便を探したところ、既に売り切れておりまして、JALのWEBサイトには関空着で伊丹経由羽田か成田しか残っていなかったので、それならと羽田行きを選択しました。
関空利用は久しぶりでして、以前確かプロジェクトのミーティングに参加するためだったかな、まあそんな用事が入っていたので関空に到着し、その後何処かに移動した記憶が残っています。
しかし、僕がバンコクに通いはじめた時は京都に住んでいましたから、京都駅から特急のはるかに乗り、関空までよく行っていました。毎月のように行っていたように思います。
仕事でホテル日航関西空港と取引をしていましたから、撮影で関空を利用させてもらった思い出もあります。ブライダルのプロフィールスライドづくりでは、新郎新婦の思い出の場所が関空の到着ゲートと言うので、そこまでお付き合いしてカメラマンもやっていました。
到着ゲートをすぎるとスターバックスがあるのは変わらずで、ここで打ち合わせしたなぁ、とか思い出すわけです。
毎月関空からバンコクに飛び、2日か3日でバンコクから関空に戻ってきた頃は、関空に行くこと自体がバンコクに行くようなものなので、とにかく楽しみだったことを覚えています。
個人的な思い出のある空港、という感じです。
当時はシンガポール航空が関空→バンコク→シンガポール便を飛ばしておりましたので、タイ航空と合わせてよく使っていました。日本にローコストキャリアが出てくる前の時代です。こう書くと随分前の話に聞こえますが、まだ15年前程度なんですよね。
金曜日の仕事を終え、深夜0時とか1時とかに出発するタイ航空に乗る。日中に飛ぶことができる時は、シンガポール航空を利用する。そんな感じで使い分けていました。
予約を入れていないオープンチケットを持って関空にやってきて、満席だったけれども予約もないのに空港に来た人ははじめてですということで、ビジネスクラスを一席確保してくださり「バンコクに行ってきてください」とシンガポール航空のスタッフに言われたのも、関空。
今の僕につながる思い出がたくさんある空港です。
過去のどこかの時点がなければ今の自分はないと思うのですが、特に印象に残っている場所や人、音楽などって誰もが持っていると思います。
たまにはそういう自分の中に残っているルーツと会いに、その場所へ、その人へ、その音楽と触れ合う。
そんな時間がどこへ向かうにしても大切なんじゃないかと思う今日このごろでした。
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