今朝は父に早起きを促され、風邪をひきながらも妻や長男次男はむくむくと起き上がることができまして、朝の一家団欒を楽しむことができました。
妻は鼻水、僕は頭痛という状態ではありましたが、長男次男を公園に連れて行くことをフランクリン・プランナーの「第二領域」に書き記しておいたこともあり、妻が母にパーマをかけてもらっている間に公園へ。
長男はますます身のこなしがしなやかになり、次男は昨年出来なかったウンテイの昇り降りができるようになっていました。
ああ、父としてうれしい瞬間とはこういうことだと自分一人でウンウン頷きながら長男次男の様子に満足し、鬼ごっこをしてゼエゼエとなったあと、山の方に少し行ってチャンバラをして帰宅。
こういう正月もいいもんだと思いつつも、個人的にはたまにだからいいんだろうなと思うところもあり、来年は別の過ごし方をしようかと模索中です。
妻にはイタリアとかスイスとか、ヨーロッパに行こうと言っていますが、僕だけ別行動で3人とスイスのグリンデルワルトで合流するとかね、そういうことも試みたいと考えています。
さて、家族を手放すというススメ。
これを書こうかどうか、3秒ほど考えましたが、いい機会だと思いますので書いておこうかと。
セールスライティングでもプロモーションでもマーケティングでもコンサルティングでもコーチングでも、
なんでもいいのですが「このスキルを身につけて今年は成功するぞ」とか「今年こそは脱サラして独立するぞ」とか「今年こそは年収1,000万円を達成するぞ」とか、
様々な願望を持っている方が多いと思います。
もしこれらの願望を「今一番大切なこと」とするならば、「それを一番大切にしたほういい」と僕は考えておりまして、
そのためには家族とか友人とか同僚とか取引先とか、
そういった現状を「今は」手放したほうがいいと考えています。
手放すと言っても家族については責任もあるでしょうから、優先順位を一番にはしないほうがいい、という程度です(あくまでも、今は、です)。
要するに、「このスキルを身につけて今年は成功するぞ」とするならば、もちろん成功の定義を定めておく必要はありますが、家族との時間よりもスキル獲得に今年の時間を使うべきであり、そこになんの言い訳をする余地を与えないほうがいい、と考えています。
家族のためにこそ「このスキルを身につけて今年は成功するぞ」ならばなおさら。
個々人によって事情は異なると思いますが、今一番大切なことを一番大切にできないならば、1月1日とかに立てる新年の誓いなど、まず叶わないんじゃないかと僕は思う(自分自身の経験上ですね)。
実際、叶わないことは誰よりも、今一番大切なことを一番大切にしない人なら、わかっていると思います。
家族との時間や友人との時間が必要ならば、その分どこかの時間をスキル獲得に回す。
僕ならば、寝る時間をなくすとか、日課を早くこなすようにするとか、セールスレターを書き上げる時間を短くするとか、
そんな感じで時間を確保するようにしていますし、してきました。
かわいいざかりの長男次男が構って構ってと来るので(いや、僕のところには来ないんですけどね・・・)、仕方がないなぁ、とライティングの時間を長男次男との時間に使うならば、
長男次男が寝る夜間や早朝にライティングの時間をもっていけばいい。
長男次男が早起きだから朝はできないんですよ・・・朝の生産性が高いことは知っているんですけどね・・・
こんなことを思いつく余裕があるならば、深夜にやればいいわけです。
お正月とかになると、親戚一同集まるから・・・妻がブーブー言うから・・・お酒を飲んでしまったから・・・などなど、お正月くらいはいいだろうと考えるのはごくごく普通ですが、
いやいや、これまでそんなふうに普通に過ごしているからこそ変化できないのだから、普通であっていいはずないでしょう、って思う。
自分自身でやると決めたことに責任を持つというのは、そういうことです。
家族や友人づきあいも大切にするならする。しかしだからといって、スキル獲得とか一番大切にすることを一番大切にしないという、言い訳にはならない。
赤塚不二夫先生は編集者に原稿をなくされた後、まあ飲みに行くかと編集者と飲みにいき、その後一晩で再度原稿を書き上げたといいます(と、ワイルドサイドの島田さんから聞きました)。
仕事をするとか家族を養うとか家族を大切にするのはアタリマエのことであり、一番大切なことをやらない言い訳にはならない。
それでもどうしてもできないならば、そしてそれが本当に一番大切なことならば、
仕事とか家族とかを手放すということもまた、選択肢としてもっておいたほうがいい。
オノは環境として特殊だよ、と思う方もいるかと思いますが、僕は決してそうは思いません。
スタート地点は個人的な違いこそあれ、皆同じだと思います。
やるかやらないか、やり続けるかやり続けないか、今一番大切なことを一番大切にし続けるかし続けないかです。
毎日同じことをやり続ける人にこそ、凄みを感じるもの。
凄みを感じられる人に、ぜひなりましょう、お互いに。
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