そのネーミングからして抽象度が高いというか、人によっては真逆のセミナーを想像させるようなものですが、内容はエラく本質的であり、そしてすぐに役立つこと。さらに、希望があること(これ、木坂さんの優しさというか人間性が滲み出ているんですよね)。ああ、木坂さんのセミナーの一つだ、という印象。
木坂さんのセミナーって、短期的なベネフィットと長期的なロマンとをわけていて、内容を吟味することももちろん役立つし、エラく深くて隙間理論だな、という感じなのですけれど、その形式というか伝えるやり方というのかな、それが「スルッと」入ってくるものもあれば、「ンンンンングッ」という感じに入ってくるものもありまして、あ、後者は飲み込みにくいという意味なんですけど、よくできているなぁ、と思います。
飲み込みやすいものを出しつつ、飲み込みにくいもの、これは「答えがないもの」と言うのかな、これを扱うセミナーや講座を用意することで、長期的な成長を促す場を提供しているというか、そんな感じ。
インプットクラスに参加したことがあるとうなずけると思うのですが、これが飲み込みにくいもの。飲み込みにくいがゆえに、じんわり後から効いてくる感じ。小倉の古代寿司のような。
人間セミナーではいくつかハイライトする箇所があるのですが、
我々は「性格」「気質」という名の「足枷」をはめられて生きている。
真に自由に生きるためにはこの足枷を外す、つまり、
・自分がどのようなフィルターで世界を見ているのかを知る
・自己の現状を知り、より「本質」に近づく
・各タイプの固有の「状態」について知り、人生のムラをなくす。という3つのことが必要。
(以上『木坂さんの人間セミナー』から抜粋)
なぜ「タイプ論」なのか、というパートで話された箇所などは
まさにハイライトしたいことでして、
自分という器クラスを思い出したからです。
アプローチは違うのですが、見に行くところは同じというか、
ああ、やっぱりここだよな、と最前列の席で思った次第。
しかし、木坂さんの人間セミナーが秀逸なのは、
「各タイプの固有の『状態』について知り、人生のムラをなくす」
というのを、「見た目」でわかりますよ、というところ。
タイプというのは、あくまでも「傾向」であって、よくて8割。
という希望も伝えてくれるのが木坂さんの奥深さ(「ゆうこりんタイプ」か・・・と悩んでいる人がいる場合、希望になりますよね)。
誰が見てもそうだよね、という見た目で人のタイプを判断するというのは、誰にでも使えるし共通認識を得やすい。
自分のことも自分の見た目で6タイプのどれに該当するかスッと感じ、自分のタイプを知ることができれば、
「ああ、オレはこういう風にものごとを見ているし、見られているのか」
がわかる。そしてこれが、「足枷」を外すのに役立つ。
目的地に向かうためには、現在地を知る必要がある、という感じでもあるな、と思いました。
こういうものごとを眺めるフレームもまた、大切。
今日は2日目。また書き留めたいことがあれば書いてみようと思います。
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