季節感と人の興味関心。

ビート・ザ・コントロール
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季節の移り変わりというのは味覚の移り変わりや服装の移り変わりを示すものであるとともに、これは私見ですが人の興味関心が移り変わる時期であると感じています。インターネットを見てみたら、「魔の交際3ヶ月目」とか「三ヶ月で飽きるものですか」とか「3ヶ月、6ヶ月終了恋愛を繰り返すあなたは必読!」とか(笑)。

笑ってはしまいましたが、これは僕自身ブログやメルマガを書き、セミナーや講座などで相談されることでもありまして、常日頃から感じていたことでもあります。

例えばセールスライティングを学び始めた場合、最初の「続けるかどうか」の関門みたいなものが3ヶ月目にやってきて、そのあとは6ヶ月目、9ヶ月目、1年目と続く。

こう眺めてみると、四季と同じですね。季節の移り変わりは、興味関心の移り変わりといえるのかもしれません。

先日面白いと思ったことをひとつ。

虎ノ門のお店で、僕たちがいた個室からふすまを隔てた向こう側には店主と木坂さんと和佐さんがカウンター席におりまして、最後の甘味を食べ終わった後でカウンター席に合流。

僕の耳ではほとんど聴き取ることができなかったのですが、島田さんに確認するとどうも個室での話と似たような話をしていたとのこと(全てではないと思います。島田さんがブログに書いていますね)。

キーワードを出してみると、圧倒性とか極とか選ばれるとか。

ある場所に行って別々の部屋なんだけれども、実は共通する話をしていたというのが面白いと感じまして、言語化するには至らないのですが、そういうキーワードが出る空気になった、もしくはそういう空気があったんじゃないかな、と思います。空気感。

このお店のご主人は、若い頃は川端康成にチップをもらって生活していたとか、ビル・ゲイツに呼ばれて食事をつくっているとか、そういう人ですから、その人がつくる料理、その人がいる空間の中は、そんな空気になるのかもしれません。

季節感といえばこのお店ではその季節の旬を使った料理を食べさせてくれ、島田さんが聞いた情報によると週5日で30年間食べに来る人もいるのだとか。

それは圧倒的だなと思うとともに、週5日で行けるだけの多様さがあるんじゃないかとも思いまして、旬の食材を使うからこそ自然と多様さが出る。

もちろん、この店主だからこそ通う、というのはあると思いますが、それにしても週5日で30年。学ぶことはどこにでもあるものです。

店主の言葉が聞こえなかった僕に島田さんが教えてくれたのですが、10月にはこのお店に行かなければならない食材がわんさかあるとのことで、行かないと「さよならグッバイ」だと。

最後のさよならグッバイには吹き出してしまいましたが、季節に合わせてお店に通うというのは、人の興味関心に気づく機会でもあると思います。

一流、プロフェッショナルといわれている人たちに触れ、彼らが自然とやっていることに触れる。

そういう時間もまた、大切にしたいと思います。

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コメント

  1. おのさーん!

    10月に食べ行かないとさよならグッバイだぞのお店はもう一つのお店です!木坂さんから僕に言付けがあったのですー。

    ここではないですよ!

    • ono takamasa より:

      なんと!

      訂正ありがとうございます!

      それは行かねばなりませんね。
      毎日通えるように!

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