言葉にしない技術。

ビート・ザ・コントロール
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精確に伝えたほうがいいとは思うのですが、この手の話は考え出してしまうと止まるので、ここはマイケル・マスターソンの教えに従って、構え・撃て・狙えで。

言葉にしないという技術、とは書きましたが、これは僕があーこれやっているな、ということを伝えるものでして、何らかの科学的根拠はない、もしくは僕は知らないこともまた伝えておきます。

ゴールに到達するためには今の自分を知らなければならないとは、割とよく聞く言葉だと思いますが、そういう意味では今の自分自身がどういう体調でどういう精神状態にあるのかを知っておくこともまた、大切だと思います。

あー・・・素直に告白しておくと、陰陽五行をやっている中平さんや小坂さんに言われるまでは、そういう統計学的なものって大切だよねと頭では考えていたものの、実際の自分自身は「そういうものは必要ではない」と思っているフシがありまして、

だから例えばですが、「あ、オレ今ちょっと調子がよろしくないかも」と思ったら、よほど眠気がない限りは仕事でも映画を観るでもゲームをするでも人と会うでも、割とよりガンガンやっていたように思います。内側を見に深く潜らないで、外に新しいものを求めにいくというか。

これは今でもそう変わりはないのですが、少なくとも、陰陽五行的にこうなんですよ、と言われたら、とりあえずそれを聞いておく。知っておいていいことだという認識はあります。

で、ここからが大切なんですけど、これを使って今の自分を説明しない。潜らない。

だから一度そういうものだという言葉は脳に入れるのですが、それを再度自分で言葉にしない。

例えばですが、「小野さん、実は1月から3月はそんなに調子よくないんじゃないですか」と言われるとします。

すると自然に、あー言われてみれば、となって・・・そういえばあの時こんな感じだったのは陰陽五行で説明がつくのか!と言葉にしたりしてしまうものだと思うのですが、

この言葉にする、言葉にし直すというのを僕は極力やらなくてもいいんじゃないかな、と思っておりまして、

自分の状況を確認する言葉を入れたら、そのまま置いておく。その言葉を取り出して、現状を説明することに使わない。

だからただそういう状況の中に身をおいておく、って感じになると思うんですけども・・・。

じっと黙って、という感じかな。もしくは、小坂さんに教わった、紙に書いて破って捨てる。

なぜ言葉にし直さないのかというと、それをある意識レベルで受け入れてしまうと、しかもそれをオープンにして人に伝えてしまうと、それを理由にやらない言い訳をしてしまいそうで。

だから、あーそういうことだったのかとエラく言葉にはしたいのだけれども、ここはスマホを触りたい衝動を抑えるかのように、グッと我慢。

それよりは、走りに行ったり身体を動かしたほうがいいことを、経験上知っている。

客観視するためには言葉にすることが大切だと思いつつも、言葉にしなくてもいいことだってあるんじゃないか、そう思うわけで。人に伝えないほうがいいことだってあるんだと、僕は思う。

ただそういう状態を受け入れて、そのまま置いておく、というのは僕にとって、エラくハードなトレーニングだったりします。

だからこそ、そういう風にできるのかもしれませんが。これをやりきったらマッチョだよね、なんて。

あー、これ、なぜ私と結婚したの?と聞かれて、実は理由なんて言葉にならないんだけれども、あまりにも聞かれるから取ってつけたような言葉を伝えてしまって、

言葉にしてみたら、なんか冷めてしまった、というような気持ちの変化に似ているかも(似ていないか)。

良い日曜日をー。

P.S.
今日の写真は先日沖縄で撮った一枚。いわゆるLCCのターミナルで撮ったのですが、機内エンターテインメントがないLCCならではの広告。腹をすかした見込み客はどこにいる、を思い出しました。本文とは関係ないんですけども、そのまま置いておいてくださると。

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