断れないオファー。

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次男を幼稚園に送る時、決まって僕が次男を起こして幼稚園の制服に着替えさせ、ベビーパウダーをつけて顔洗って、カバンにミルクとジュースを1本ずつ用意しておき、長男をバイクタクシーで送りに行った妻の帰りを待ちます。

いつもは次男が少し「お母さんは?」と言って涙ぐむか、全く泣かずに済むのですが、

今日は「ユウキ〜起きなさい〜」とホッペをプニプニ、ピシピシしながら起こしたので、びっくりしたのか次男は泣いてしまってむせる次第。

ああ、これは可哀想なことしたな〜と思っていたら、幼稚園についたらぐずってしまい、先生から「めずらしいわね〜」と言われたそうで。

妻は「お父さんに起こされたから泣いているんですよ〜」と言っていたみたいですが、う〜ん、子どもを起こすのって難しいなぁ、と思うことしばらく。

これは僕も反省することがございまして、

起こして着替えさせないと妻が怒るから、朝っぱらから妻の怒り顔は見たくないなぁ、と思って次男を起こしていることに気付いたんですよね。

寝たいなら目一杯寝かせてやればいいじゃないと。幼稚園に遅刻したっていいじゃない(だってそもそもタイ時間だといつも遅刻っぽいもんなぁ)、本人が寝たいっていうんだし、なんといってもオレの息子なんだから。

小さい頃から「走らない」「自分を売らない」なんて最高じゃないか・・・それに比べてオレったら・・・妻が怒るからってユウキを起こすなんて・・・一体それでビート・ザ・コントロールって言えるのかい?という葛藤があった次第です。

それで次男を迎えに行った時は、シーロム通りのユナイテッドセンター前に出店していた鳥と豚の唐揚げ屋さんから唐揚げを買って帰り、

それを次男が車に乗り込んだらプレゼントしてみました。すると美味しいと食べていたので、ああよかった、と。

さて次男を乗せてコンドミニアムに帰ろうとなった時、なぜか「車を運転してみたいって言っていたよね」と妻が言うので、車屋さんに試乗しに行ってきました。

これはオレを車に乗せてしまって断れないオファーで買わせるつもりだろうな、と思いつつ、

最近この車の名称をよく聞きますし、知人が乗っているといこともあって試乗そのものは楽しみでした。

しかし冷静に試乗しないと買いたくなること必至っぽいので、運転席に座った僕はさも慣れているように振る舞い、

「まぁ、買う気はないんだけどね」

という雰囲気をふわっと漂わせ、運転席のコントロールパネルっていうんですかね、その説明を聞きながら、アクセルオンで公道へ。

え、なに、このハンドリング。ちょっと楽しんですけど。

そんな僕の表情を察したのか、販売担当さんが割とスピードを出せる道へと僕を誘導し、コントロールパネルをポチッと押す。

すると、これまで優等生のごとく静かに走っていた車が、アクセルを踏み込まずして暴れん坊のように「ヴヴヴゥーン」と唸り声を上げ、背中が背もたれに引っ付き、エライ加速。

加速だけじゃなくて、どうもスタビライザーっていうんですかね、この辺も変化するみたいで剛性が増すというか、地面にひったりへばりつくというのか、横の動きがさらにキビキビ。

なにこれ、楽しい。

これはオファー次第では買っちゃうんじゃないかと思いつつ、2台目の試乗車で長男を迎えに行き、オファーの瞬間を迎えました。

ここはよくあるオファーでして、今ならこれだけいろいろついて、これだけ安くしますよ、と。今だけですよ、お得ですよ、という感じ。

ああ、頑張っていることはうかがえるものの、このオファーだと僕は断れなくはない。

なぜなら、ローン前提で話をしているからです。

確かにローンで車を買うことは普通なのかもしれませんが、僕はそうではない。

もし一括購入ならではのオファーが来たら、前のめりになったかもしれません。

オファーにベネフィットを含めることもあると思うのですが、ベネフィットはお客さんによって変化するもの。

あらかじめ僕の傾向を聞いておけば、断れないオファーになったかもしれないので、いい勉強になりました。

しかし、エライ車の運転が楽しかったです。いい時間をありがとうございますと販売員さんに伝え、今帰ってきました。

体験してみると、違うものですね。

体験を織り交ぜたオファーは、かなり強力だろうなぁ、と思いました。

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