お楽しみ様です。小野貴正です。
現在、実家に来ています。目的は神職養成講座用の衣装を持ち帰ることと髪を切るため。丸坊主禁止が本当らしいということで、美容師の母に髪を切ってもらいました。
流石に笑ってしまったのですが、どこからどう見ても坊主だろうという見た目なのに、「少し切りましたよ」と申し訳ない程度に横と後ろが短い感じ。
母に、コレだと何言われるかわからないから、もう少し切ってくれない?と言ってみるも、「丸坊主じゃないんだから、コレで大丈夫よ」ということで、僕はそんなもんかと納得。
明日、「君、その髪型は坊主だね」とかなにか言われたら、「いえ、実は昨日美容院に行ってきて丸坊主以外にしてください、と伝えたらこうなりました」と回答しようと思います。もし面白いやり取りになったら、また共有しようかな、と。
しかし、丸坊主とその他。
丸坊主というのは母が言うに「すべて同じ長さ」であること、そしてたぶんですが頭皮が見えていることがその定義なのかな、と思いますが、結構曖昧な定義だよな、と思ったり。
もみあげをカットしたら坊主じゃないとか、いやそれも坊主だとかね。結局のところその人がこれまで経験してきた、体感してきた丸坊主にその判断基準が委ねられるわけだ。
コピーを書くとき、またレビューをするときに心がけていることに、「読み手に解釈を委ねない」ということがありまして、コレは何かというと、「白い」とか「よい」とか、そういう形容詞は人によって解釈、判断基準が異なってくるので、書き手が描写できない単語は使わないようにしましょう、こんな感じです。
そう考えると丸坊主は名刺ですが、これも「丸い」というあたりに解釈の余地を残してしまうので、「丸坊主禁止」もコピー的には危ういな、と。
「頭皮が見え、かつカット時にバリカンやハサミを用い、一律同じ長さにしたものを丸坊主という。なお、その後の伸び方により一律同じ長さではなくなったとしても、カット日時の状態が丸坊主であれば、以後丸坊主とみなす」と価格必要があるのかな、と。
こう書いていてどうでもいいようなことを書いているな〜と思うとき、大体においてもやもやしていることが多かったりします。
神職衣装や足袋、そして草履などを風呂敷に包み、早めに帰って寝ることにしましょう。
しかし本当に1ヶ月の間、神職養成講座に通うことができるのかどうか。なんといっても僕の関心はここにあります。
真逆ですからね。やっていることが。
P.S.
購入するとき読み方がわからずに調べたもの「笏」です。「しゃく」と読むんですね。「聖徳太子のアレ」とか言いそうになりました。
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