日中の暑さのせいか、今朝は朝まで小冊子のライティングをしていました。材料集めて、YouTube観て(というか聴いて)、4時ころから6時ころまで書き足しを開始して一段落。チャットワークにラフ案を投稿して、劇団四季の『ウィキッド』を懐かしみつつ就寝。
起きてから仕事を開始すると、隣の部屋で父がテレビを観ておりまして、夏の甲子園で準優勝だった金足農業高校の選手たちがテレビ出演。
監督含めて勢揃いしているようで、高校日本代表によばれた吉田くん以外が出演しているのかな、そんな様子です。
少し眺めていて思ったのですが、甲子園で準優勝しても、プロに行く選手は一握りなんだろうな、ということです。
準優勝もそうですが、おそらく優勝しても同じ。優勝したからといってもレギュラー選手全員がドラフトで指名されるわけではありませんし、大学に進学する選手もいるでしょう。ドラフトに指名されるような選手であっても、プロを目指しているかどうかはわかりません。
しかしいずれにしても、プロになるような選手というのは甲子園で優勝しても準優勝しても、ごく僅かなんだな、と考えると、エラい競争率だな、と気づきました。
そういえば高校球児の人数からすると、甲子園の土を踏めるのもやはりごくわずかで、10万人とかは踏めないと、そんな記事を見かけたことがあります。15万人だったかな、人数は失念しましたが。
僕は高校野球からプロへと進む道が競争だとも思うし、競争ではないんじゃないかとも思うのですが、仮に競争社会なのだとすると、会社員であっても、公務員であっても、起業であっても、頭一つ抜き出るためには相応の投資が伴うように思います。
投資、考えやすいのは時間ですね。高校球児が野球に打ち込む時間を投資するように、会社員でも公務員でも起業でも、「甲子園」のようなところにいって「ドラフト」で選ばれるようになるためには、それぞれの持ち場で仕事に打ち込む必要がある。
ニッチで勝負する場合でも同じで、高校野球で言えば、ストレートに投資する選手もいれば、スプリットに投資する選手もいる。バントに投資する選手もいれば、走塁に投資する選手もいる。あるいは、ゼネラリストに投資、もいますね。
もし芽が出ていない、頭一つ抜き出ていないと感じるのだとしたら、十分な投資ができていないか、ふさわしい場所で力を出していない、と考えるといいんじゃないかと思います。
高校での全体練習で、練習試合で、また公式戦で力を発揮できなければ、監督やチームメイトの目にとまることはありませんし、勝ち進んでスカウトの目にとまることもありません。
もちろん、公の場で力を発揮するためには、適切なところで適切な時間を投資していなければ、力を増やすことはできません。
10万人を超える高校球児の中で、甲子園に行くのは一握りだし、プロに行くのはさらに一握り。
起業することも、年商1億円を超すことも、10億円や100億円を超すことも、1兆円企業をつくることも、やっぱり一握りなんだと思います。実現できるのは。
第一歩
十里の旅の第一歩
百里の旅の第一歩
同じ第一歩でも 覚悟がちがう三笠山にのぼる第一歩
富士山にのぼる第一歩
同じ第一歩でも 覚悟がちがうどこまで行くつもりか
どこまでのぼるつもりか目標が その日その日を 支配する
横浜高校創立者、黒土四郎さんが愛唱した、後藤静香さんの作品より。画像はこちらより拝借してきました(ありがとうございます)。
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