オファーを考えています。オファーに制限がなくプランニングできる場合、なんでもできると言えばできる状態ですから、この場合はまず制限を設定することからはじめます。
どんな設定かというと、ペルソナを設定する、ということです。
このペルソナ設定もなかなか奥が深くて、それは長男次男を見ていても感じます。
たとえば長男は、お菓子の中でも割と日本のお菓子が好きで、せっせと食べています。一人占めしてでも食べたい。そんな情熱を感じるほどです。
一方次男はというと、お菓子はいつも決まったものを好みます。タラのすり身(?)でつくった、あの平べったくてひらひらしていて、数本をまとめて食べるようなお菓子とか、コンソメ味のスナック菓子とかです。次男の場合は、相手にもよるのでしょうが一人占め感がなくて、僕がそばにいると僕の口にお菓子を運んでは、自分も食べる、というスタイルです。
そんなわけですから、長男次男と一緒にお菓子を買いに行こうと連れ出すときは、アプローチ方法が異なります。長男の場合は、日本のお菓子が売っているようなお店に行きたがりますし、次男の場合はそのへんのセブン-イレブンとかでいいわけです。
どちらかというと長男はモノに惹かれるほうで、次男は一緒に行こうぜ、というところに気分が乗れば一緒に行く、という感じでしょうか。
面白いのは、食べたいものがあるときは、長男は自ら進んでお菓子を買いに行こうとしますが、次男は進んでいこうとはせず、たまには一緒に行ってもいいかな、というときに動く、ということですかね。
プロモーションにおけるオファーも同様で、誰に対してのオファーなのかを決めないと、どんなオファーにするかって決まらない。大切なのは、誰。そしてその誰をどこまで詳しく知ることができているか。
ペルソナと一緒に行動する、例えば食事に行ったり遊びに行ったり仕事をしたり、ということをしたほうがいいと感じるのは、詳しく知るため、というのが理由の一つなのだと思います。
いいオファーがでてこないなぁ、というのは単純に事例のインプットが足りていないこともありますが、ペルソナのことを知らないんだろうな、という気付きもまた必要でしょう。
プロモーションのオファーを考えるとき、オファーをライティングするときに頭や手が止まってしまう場合、それはペルソナを知ることからはじめるべきだ、というサインなのかもしれませんね。
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