思わぬところで、親孝行。

ビート・ザ・コントロール
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朝4時前まで起きていたことを覚えているのですが、6時30分頃かな、母に叩き起こされまして、なぜなら僕が寝ていたところに妹の何かがしまってあったらしく、それが取れないからと。

そのままビジュアライズしてレンタカーを借りに行き、運転して小淵沢へ。

結婚式の会場はかつてリクルートに勤めていた時に一度行ったことのある場所でして、今では経営母体が変わっておりまして、昔感じた寂しげな雰囲気はなくなっており、エラい明るい雰囲気へと変貌を遂げていました。

経営が変わると、変わるものですね。

眠い目をこすりながら、というか半ばウトウトしながら結婚式と披露宴に参加していたようで、妻からは「アンタがそんなだと私が恥ずかしいでしょ」と言われる次第。

そもそも君が恥ずかしいとか思う必要はないんだよ、と思いながらも、妻のこういうセリフはいつもどおりでありまして、一応まっとうなところもあるのでちょっと思い直し、

さらに眠い目をこすって食べることで意識を保とうとしておりました。

おかげでおなかはパンパンです。

妹も妹の旦那さんも学校の先生ですから、参列者は比較的学校の先生が多い。

そのうちひとりの先生から「小野くん?」と声をかけられまして、一瞬の間を開けたあと、「ああ、小林先生だ」と再会に驚きました。

教育実習の時に、同じ学年にいた先生でして、だから面識はありましたし指導もされていたと思います。

今では中学校の副校長をやっているようで、新郎側の知人としてのスピーチでは、「新婦のお兄さんとも教育実習で面識があり・・・」とか話してくれ、なんだかうれしかったです。覚えていてくださるとは。

人数も全部で40人程度だったせいか、結構のどかな感じで式が進み、これまで参列した結婚式の中でものんびりしたものでした。

披露宴といえば、かつてブライダル用にプロフィールスライドみたいなものをつくっていた経験から、結構ツメツメでプログラムを組んでしまうのが定番で、

だからスピーディーに進めなければいけないという認識が僕の中にはあったのですが、それをいい意味で覆してくれる結婚式だったと思います。

新郎も新婦もそれぞれ歌を歌うという、見る人が見れば独りよがりな結婚式に見えなくもないですが、そこは近しい人たちの結婚式ということで、いいもんだな、と。

うれしかったのは、新郎新婦のお礼のあいさつ時。

新郎のお父様がお亡くなりになっていたこともあるのか、親族代表のスピーチは新婦の父、つまり僕の父が担当しました。

相模原市と合併する前の町の議会議員をやっていたこともあるのか、人前で話すことは好きな方だと思いますし、過去に聞いた結婚式のスピーチのなかでも、父ということで控えめに見ても「これはプロだな」と思える話しぶりでして、

個人的には新郎新婦が主役なんだから、もうちょっと短いスピーチにしてふたりをひき立たせてあげたほうがいいんじゃないかと思ったんですけども、

何がよかったかというと、親族代表のスピーチという場がやってきたことそのものなんですよね。

なぜなら、僕はタイで結婚式を挙げてきておりまして、父にそういう場を提供できないどころか、両親を呼ばずに結婚式をしてきていたので。

親孝行として、両親と旅行に行ったり、長男次男を連れてきたり、タイに招待したりすることはできますし、これからもできる。

しかし、結婚式でのスピーチという場は、多分用意できないだろうな、と思っていましたし、妹は新婦になるわけですから、親族代表は新郎の父だろうと。

だから、今日の新郎新婦のはからいは、個人的にはうれしいものでした。思いがけず親孝行が実現した、ということで。

妹と旦那さんにその旨伝えてお礼をし、現在は長男次男と妻で部屋でのんびりしています。

今回の結婚式に来た人たちは皆さん部屋付きの参列みたいでして、これから有志で二次会を開催する模様。

明日は、神奈川に戻ってその足で羽田です。

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コメント

  1. 尾下 直志 より:

    妹さんのご結婚おめでとうございます!

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