木坂さんや島田さんからこの原則を聞いた僕は、「ワンワンワン」と呼んでいるんですけれど、コレ、セールスレターなどをライティングするときは大切です。
例えばなんですが、昨日はグレートジャーニーがありました。
僕がホスト役なのでオノジャーニーと以下呼びたいと思いますが、どんなジャーニーをしたかというと、僕の母のカレーを食べてもらって、父と話をしてもらうこと。
僕のルーツを辿る、と考えてみたとき、どこかに外食に行った思い出や、家族で出かけた場所の思い出、また小学校や中学校での思い出よりも、両親に会えばイッパツだろう、と。
昨日巡った小学校では小学校5年生の頃に、いじめられた経験がありますし、いじめと言えば保育園でもいじめられましたし、たぶん初めて通った小学校でも、いじめられた記憶があります。ほんの少しですけどね。
なんでかというと、ドモリ・パーマ(これは父が 笑)・目立っていた、から。
だいたい母が「やられたらやり返しなさい」と鍛えてくれて、カミソリのような目を持った父は、何も言わないけれどどんと構える。
僕にしてみれば、母を悲しませることは自分が許せなかったし、エラく強い父が信じてくれているんだからと、まあ立ち向かうのはエラく怖いんですけど、縮み上がる股間を下腹部まで上昇させるイメージでほんわり熱くして、やり返しにいった思い出があります。
コレ、昨日のオノジャーニー時に伝えればよかったですね。今思い出しました。
だから、自分のルーツを辿ろうと考えたとき、両親に会うジャーニーもいいだろうと考えまして、母のカレーを食べ、父と会ってもらう、というのを中心に置きました。これが、ワンメッセージ。
ワンマーケットというのはグレートジャーニーに参加するみなさんですから、ルーツに関して何らかの興味関心があるひと、これがマーケット。
ワンアウトカム、この場合は、両親が育ててくれた場所を巡る、ですかね。一緒に食事をした場所や一緒に出かけた場所も思い出すことができまして、昨日はそんな場所を巡ってきました。
たぶん、最後に行った食事処が両親と行ったことのある食事処でなければ、「あれ?」となる。
セールスレターやオウンドメディアの記事を見ていると、このワンワンワンの原則にそっていないものを目にします。
ペルソナが2つあったり、約束する結果が2つあったり。
こうなるとだいたい、「無難な」セールスレターが出来上がり、読んでいて変ではないんだけれども、パンチがない、そんなふうに仕上がることが多いです。
かくいう僕も、最近は無難なセールスレターを書いたことがありまして、自分で読んでいてなんだか普通のレターだな、と思ったら、やっぱり読み手にとっても普通なんですよね。
ペルソナが複数いるとか、皆さんに対してメッセージを届けようとすると、どうしても無難な言葉を選び勝ちになります。
コカ・コーラを好きな人がペルソナならコカ・コーラと伝えるべきで、コーラと伝えるべきではない。
このあたりの言葉の選び方は、ワンワンワンの原則を知っておくといいかと思います。
奇しくも昨日は、小学校と中学校を巡ってからカレーを食べに実家へと上がったとき、父が中学校での五者面談エピソードを話してくれたり、近隣で唯一と言っていいほど行列のできるジェラート屋さんの話をしてくれたりと、僕が話すルーツ以外にもルーツを披露してくれました。
ふと思うのは、テーマを一つに絞ると、そういうふうに行動も収束するということ。
レターも同じでして、なんだかぼやっとしているな、と思ったら、今一度ビッグプロミスとかを書き出し直したほうがいい。ワンワンワンですね。
ああ、ちなみに今日のブログはワンワンワンではないのでは、と思ったなら・・・もちろんワザとです、たぶん。
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